いよいよラップすることが無くなってきた。 亡き友人への手紙、音楽への想い、暗黒の中学時代、箱庭への郷愁…最近の動画作成ブームで世に出した曲はこれらがテーマだが、他にも仕事や子供、酩酊、人生の意味…などまぁまぁの数を書いた。 Dr.Tはエッセイのようなラップしか書かないので、記憶や感情を掘り起こさなくては歌うことがない。 至極真っ当なノットサグライフを生きているので、ギャングスタラップは書けない。 ボースティングするタイプの人間性では無いので、挑発的な曲も書けない。 応援歌は書けないことも無いが、応援したい人はフツーに面と向かって応援している。 不特定多数を応援する普遍的なアンセムが出てくるほど器も大きくない。 参った。ネタが無い。 なので『なんでも無い日』をラップすることにした。 人生は編集無しの長尺ワンカットムービーだ。 画面映えしない冗長な瞬間だらけだ。 でも、そういう全然ハイライトじ