私が『NEWSを疑え!』と日本報道検証機構(Gohoo)で指摘した誤報を、読売新聞が訂正記事を解説面に掲載し、正しい情報を伝え直すことになりました。ご記憶だと思いますが、昨年11月25日付朝刊の陸上自衛隊の地対艦ミサイルに関する誤報です。 読売新聞側には、「記事の冒頭の部分で11月25日付の紙面で『外洋の敵艦を攻撃できない』としたのは誤りで、正確な情報を読者に提供するため、解説記事を書くことになったと明記していただきたい」と要望しておきましたので、訂正記事のモデルとなるような内容を期待しています。 そこで今回は、読売新聞が訂正記事を掲載するにあたり、私との間でどういうやり取りがあったのかをご紹介し、新聞が「歴史の記録者」(新聞倫理綱領)としての使命を果たしていくうえでの、ひとつの参考にしてもらえればと思っています。 記者からの電話「お会いして説明したい」 読売新聞東京本社社会部のA記者から
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