写真=REAL PHOTOGLAPHY 近藤宏樹、近藤 駿 10日、ガンバ大阪の新スタジアム「市立吹田サッカースタジアム」の竣工式が行われた。このスタジアムは日本で初の事例となる「寄付金でつくられたスタジアム」。2008年に構想がスタートし、2012年から募金活動を開始。ガンバを愛するファン・サポーターの個人や、地元企業を中心とする法人からの寄付金、それに日本スポーツ振興センターからの助成金などによって建設費の140億円が賄われた。 竣工式でガンバ大阪の野呂輝久社長は、「この日を迎えられたことを大変喜ばしく思うとともに、寄付者の皆様に心より御礼を申し上げます」と感謝の意を述べつつ、「このスタジアムを、スポーツを中心としたエンターテインメント施設にする」と決意表明。新スタジアムは、この日に吹田市から任命されたガンバ大阪が指定管理業者となり、48年契約という異例の長期契約が結ばれたことも明かさ