時計をはじめとする精密機器が作られてきた信州で、諏訪大社下社秋宮のすぐ前にあるのがご紹介する日本電産サンキョーオルゴール記念館「すわのね」です。ヨーロッパで生まれ進化してきたオルゴールが、戦後は高い技術でなんと日本の輸出品にまで発展。ここは世界シェア90%以上を占める、オルゴールの聖地ともいえる場所なのです。定番曲はもちろん、大好きなあの人の曲もオルゴールが豊かなハーモニーで聞かせてくれます。 信州諏訪といえば、諏訪大社ですよね。御柱祭の時でなくても、やはり上社下社それぞれの2社は巡っておきたいところ。その諏訪大社下社秋宮のすぐ前に建つのが、日本電産サンキョーオルゴール記念館「すわのね」です。 戦後の高度経済成長期に、カメラや時計をはじめ精密機器メーカーがたくさん集まって「東洋のスイス」と言われた諏訪地方。本格的なオルゴール造りが始まったのは戦後間もない1946年のことでした。当時はすべて