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世の中には6種類の人間がいる。 1.無茶苦茶働きプライベートも充実してる人。 2.無茶苦茶働きプライベートは終わってる人。 3.必要最低限の働きでプライベートが充実してる人。 4.必要最低限の働きでプライベートが終わってる人。 5.全く働かずプライベートが充実してる人。 6.全く働かずプライベートも終わってる人。 5番目と6番目の人間はどうでもいい。なんなら勝手に死ねばいい。 問題は3番目と4番目の人間。 この2種類の人間達が拒否する負担が1番目と2番目の人間に降りかかる。 1番目の人間はその雨をなんらかの方法でくぐり抜ける。 そして、2番目の人間がかなりの割合の負担を受ける。 そして、ある日突然死ぬ。
会見に登壇した蓮實氏は、受賞した心境を聞かれると「私の中に心境という言葉はないので答えません」とコメント。喜びがあるのか問われると「全く喜んでいない。はた迷惑な話。80歳の人間にこのような賞を与えることが起こったのは日本の文化にとって非常になげかわしいこと」「蓮實を選ぶという暴挙。それは非常に迷惑な話だ」と淡々と話した。 同賞は新鋭作家の純文学作品に与えられるもので、1987年に創設。今回は、2015年4月から2016年3月までに発表された作品が選考対象となっている。 なお、候補作は以下の通り(敬称略)。 ■「三島由紀夫賞」候補作 いしいしんじ『悪声』(文藝春秋) 山下澄人『鳥の会議』(河出書房新社) 三輪太郎『憂国者たち』(講談社) 亀山郁夫『新カラマーゾフの兄弟』(河出書房新社) 蓮實重彦『伯爵夫人』(『新潮』2016年4月号掲載)
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