緊急事態宣言などの対象地域が、20日から拡大されたことを受け、全国知事会が会合を開き、現在の宣言発令で効果を見いだせないことは明白だとして国に対し、「ロックダウン」=都市封鎖のような徹底した人流抑制策の検討などを求める緊急提言をまとめました。 オンラインで開かれた会合では、新型コロナウイルスの急速な感染拡大に歯止めがかからない現状に対し、参加した46人の知事が次々に強い危機感を示しました。 埼玉 大野知事「抗体カクテル 外来で自宅療養者にも適用を」 埼玉県の大野知事は「軽症者の多くは自宅療養となっている。抗体カクテル療法の効果に対する期待も込めて、外来で自宅療養者にも適用できるようにしてほしい」と述べ、医療機関に入院しなくてもこの療法を受けられるよう対象を外来診療にも拡大するよう求めました。
東京都のモニタリング会議で、専門家は「感染状況は制御不能で、災害レベルで感染が猛威を振るう非常事態が続いている」と指摘したうえで、「新規陽性者が現状のまま継続しただけでも医療提供体制の限界を超え、救える命が救えない事態となる」と指摘し、先週に続いて極めて強い危機感を示しました。 会議のなかで、専門家は、都内の感染状況と医療提供体制をいずれも4段階のうち最も高い警戒レベルで維持しました。 このうち感染状況は、新規陽性者の7日間平均が18日時点でおよそ4631人と、3週連続で過去最多を更新しながら急増していると説明しました。 そのうえで専門家は「制御不能な状況が続いている。検査が必要な人に迅速に対応できていないおそれがあり、把握されていない多数の感染者が存在する可能性がある」と指摘しました。 そして、「災害レベルで感染が猛威を振るう非常事態が続いている。第4波までとは明らかに異なる速度や範囲で
全国知事会は20日、新型コロナウイルス対策本部の会合をオンラインで開き、国への緊急提言案を示した。感染力が格段に強いデルタ株に対し「緊急事態宣言で効果を見いだせないことが明白」と指摘。人の流れを抑える時限的な措置として、ロックダウン(都市封鎖)のような方策の検討を重ねて要求した。同日中に提言を取りまとめ、近く政府に提出する方針。 感染力が強いデルタ株の影響もあり、全国の感染者数は高い水準で推移、重症者も増え、医療体制は逼迫している。会合では病床確保や自宅療養者へのケアのほか、人の流れの抑制やワクチン接種の促進策が議論の焦点となる見通し。
東京都内では20日、5405人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認され、初めて3日連続で5000人を超えました。 自宅で療養している人は2万6000人を上回り、19日よりさらに2000人余り増えて3日連続で最多を更新しました。 東京都は20日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて5405人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。 過去最多の5773人だった1週間前の金曜日より368人少なくなりました。 ただ、都内の感染確認は18日が5386人、19日は5534人で、初めて3日連続で5000人を超えました。 20日までの7日間平均は4721.9人、前の週の113.6%で、感染の急拡大が続いています。 5405人の年代別は ▽10歳未満が303人 ▽10代が518人 ▽20代が1686人 ▽30代が1080人 ▽40代が891人 ▽5
世界中で猛威を振るい続ける新型コロナウイルス感染症。菅首相は17日の記者会見で「医療体制の構築、感染防止、ワクチン接種の3つの柱からなる対策を確実に進める」と、これまでの「ワクチン一本足打法」からの転換を強調した。 これらの3つの課題のいずれも、日本のみならず、爆発的な感染拡大が続いている世界中の国々が向き合う喫緊の課題だ。 この記事の画像(4枚) 日本のワクチン接種は、厚生労働省による認可が他の先進諸国よりも遅れたことも影響し、G7(=主要7カ国)の中でも遅れていると指摘されてきた。 菅首相は、5月以降、1日100万回接種との目標を掲げて接種の加速化に取り組んできているが、このワクチン接種の進展は、国内の感染状況や重症化防止にどのような影響を及ぼしてきたのか? FNNが入手した世界各国の新規感染者数、新たな死亡者数、ワクチン接種率などの比較データをご紹介しつつ、若干の分析を加えてみたい。
ロラパルーザ、約40万人が集まったフェスでコロナ感染者は203人だった https://front-row.jp/_ct/17475012 全米のワクチン2回接種率は50%、デルタ株の感染に対する有効性は78%、総体としての免疫は 50% * 78% = 39% (感染しやすさは61%) フェスの参加者は90%(以上)が接種済みなので 総体としての免疫は 90% * 78% = 70% (感染しやすさは30%) フェス後14日の間に 全米で337万人/3.282億人 = 1.0% が感染 フェスの参加者は、ワクチン90%の恩恵を受けていることを考慮しても 40万人 * 1.0% * (30%/61%) = 2000人が感染してもおかしくないのに、実際は203人だった というわけで、めちゃくちゃに大雑把な計算だけど、フェスの参加者は全米平均よりずいぶん感染率が低かったように見える。 この計算
アメリカを代表するフェスの1つであるロラパルーザ(Lollapalooza)。約40万人が集まるイベントのため新型コロナウイルスの感染者増が心配されたなか、その後に陽性が判明したのは203人だったことが明らかになった。(フロントロウ編集部) フェス参加者のワクチン接種率は90%以上 欧米ではワクチン接種が進んでいることもあり、少しずつエンタメ業界が復活しており、コンサートやフェスが行なわれている。なかでも7月29日~8月1日に行なわれた、アメリカを代表するフェスの1つであるロラパルーザ(Lollapalooza)には、約40万人が参加。 これまでよりもさらに感染力が強いと言われるデルタ株がアメリカでも流行していることから、ロラパルーザが行なわれるまではスーパースプレッダーのイベントになりかねないと言われ、フェスの開催に眉をひそめる人もいた。 しかし、フェスが無事に終わり約2週間が経ち、興味
厚労省によると、人口10万人あたりの新規感染者数(直近1週間)は17日時点で、40都道府県でステージ4(感染爆発)の基準「25人」を超えた。10日時点よりも9県増えた。 17日時点の全国の新規感染者数(直近1週間)は10日時点と比べると1.31倍。都道府県別では、岐阜県が2.88倍と大きく、青森、島根、山口、徳島、高知、佐賀、大分、鹿児島の8県も2倍以上。一方、首都圏の1都3県は1.14~1.29倍と全国平均を下回った。 各地で医療提供体制は悪化している。厚労省によると、16日時点の確保病床使用率は、25都府県で50%を超過。病床逼迫で自宅療養者も増える。11日時点では、首都圏の1都3県が約4万8000人と多いのは確かだが、ほかの30道府県でも計約2万6000人になった。13県では自宅療養者はいない。
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