どうも説教臭いこと書いているように思われるかもしれないし、実際そうかもしれない。 うまく言えないのだけど、私は人生の失敗者でもある(別の見方もあるだろうけど)というか少なくとも、自分は凡庸だけど特例かもしれないなと思うし、まさか20歳まで生きられないと思っていた気違い少年が漱石先生の齢を越えるとは。 恋愛というのはいつになってもできるとか、オバサンたちやオジサンたちは言うけど、そんなことはない。若い時にしかできないし、きっちりその終わりというのはある。 ただ、そういう言い方は経験則というか人生経験というものだろうか。 というのは、「そんなことはないよ」は常に成り立つ。慣性質量の定義とは違うものだし。 偉そうなことを言えば、自分の人生経験という狭いウインドウから垣間見たもの本質直感というものかもしれない。 なんでだろと思ったのだが、案外古典の弊害かな。若い頃それなりに古典とか読んだわけで、そ