「村上春樹の小説がどうも好かん」という方に、たまに出くわします。 一方私は、けっこうな村上ファンです。長編小説はすべて読んでおり、短編小説も一部をのぞいてほとんど読んでいます。エッセイもたくさん持っています。 ただし、村上ファンであることを公言するとアンチ村上派に鼻で笑われるので、最近は「村上春樹が好き」であることを、あまり表立って言わないようにしています。 (表立って言えないので、ブログに書いています……。) 村上肯定派も、アンチ派も、この方の小説に関しては、いろいろと言いたいことがあるもよう。 アンチ派の意見として代表的なのは、Amazonの『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』のレビューで★1の評価をつけている、ドリーさんのようなものでしょうか。 Amazon.co.jp: ドリーさんのプロフィール: レビュー このドリーさんのレビューは大変面白くて、ファンである私も、思わず吹
10月31日の園遊会で、天皇陛下に手紙を渡した山本太郎議員の行動について、明治時代に天皇に直訴した田中正造になぞらえる向きもある。元衆院議員の田中は1901年、足尾銅山(栃木県)の鉱毒に苦しむ農民を救おうと明治天皇の馬車に走り寄り、その場でとらえられた。 「田中正造における憲法と天皇」の論文がある熊本大の小松裕教授(日本近代思想史)は、(1)田中は直前に辞職し個人で直訴したが、山本氏は議員の立場を利用した(2)明治天皇には政治権力があったが、今の天皇は象徴で何かできる立場ではない、という点で「同一視できない」とみる。 山本氏には「公人の立場を考えるべきだった」と指摘しつつ、政府内の批判にも違和感があるという。天皇陛下が出席した4月の主権回復式典を踏まえ、「政府の方こそ利用しようとしており、あれこれ言う資格はない」。 一方、栃木県の市民大学「田中正造大学」の坂原辰男代表(61)には、環境や住
2013年10月31日、参院議員の山本太郎氏が赤坂御苑開かれた秋の園遊会で、原発に関わる問題を記述した手紙を天皇に手渡した。 山本太郎参院議員、天皇陛下に手紙渡す 秋の園遊会で: 朝日新聞 国会議員によるこの行為が、憲法で定めた「天皇の政治的利用の禁止」に抵触するのではないかと問題になっている。 確かに、山本太郎氏がとったこの行動は突飛なものであり、憲法違反にあたるかどうかグレーのものだ。しかし私は、あえて本件とそして山本太郎氏については過剰に問題視せずに、スルーすることを提案したい。 今回の行為が、山本氏本人のアイディアなのか、それとも山本氏の陣営の参謀によるコンサルティングによるものなのかは、わからない。しかし、ほぼ確実に言えることは、この行為は国民やマスコミの注意を集めるための炎上ポリティクスであるということだ。どこかの飲食店のアルバイト店員が冷蔵庫に入った画像を、意図的にネットに流
山本太郎「何が政治利用ですか?」 会見で陛下への手紙は「被曝問題」と明かす http://www.j-cast.com/2013/10/31187810.html 山本氏本人はこう言っているのだが、実際のところどうだったのか。 僕は、天皇に何らかの政治的影響力があると、氏がナイーブに信じてたとは考えにくいと思う。天皇に「直訴」の手紙を渡すことで、天皇本人にではなく、社会や政治全体に対して何らかの影響を与えられると考えたのではないか。 だとすれば、これはやはり誤った判断というしかない。 何故かというと、この行動は結局は、天皇という存在を使用(利用というよりも)することで、原発を維持し、現在の体制を存続させようとうる人々のやり口を正当化し、強化する結果しか生まないからだ。 いま、実際にそういう流れになっている。 与野党の政治家たちは、この山本氏の行動を「天皇の政治利用」であるとして非難している
「ごちそうさん」の世界は衣食住すべてが満ち足りていて、ほぼ同じ時代を描いてる「おしん」との貧富の差に驚いている。 #ごちそうさん 「ごちそうさん」って「おしん」と同時代なのか。当時は地域によって貧富の差が激しかったのかな… 「ごちそうさん」の世界は衣食住すべてが満ち足りていて、ほぼ同じ時代を描いてる「おしん」との貧富の差に驚いている。 — Kimimi (@Kimimi0917) October 20, 2013 どなたかが呟いてらしたけど、「ごちそうさん」の主人公と、「おしん」の主人公はほぼ同世代なんだそうですね。方やガキの頃から美食三昧、方や大根飯食わされたあげく、口べらしのために奉公に。これは陰惨なまでの格差で、間違っても日本をそんな時代に戻しちゃいけませんよね。 — 松井計 (@matsuikei) October 4, 2013 盲点。RT @matsuikei: 「ごちそうさん
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