今回は以前の飲み会で話が出たParallax-Corrected Cubemapをマテリアルで実装してみます。 この手法は名前のとおり、視差を正しく計算してキューブマップをサンプリングする手法です。 正しく、と言っても完全に正確なわけではないですが、ある程度の正確さは確保できるので使い方次第では便利です。 理論的な部分については手前味噌ですが、「もんしょの巣穴 Ver2.0」を参照してください。 UE4で取り扱えるキューブマップは、種類と言っていいのかわかりませんが4種類存在しています。 1つ目はスカイライトのキューブマップで、グローバルな空間でのIBLを実装しています。 このキューブマップはオフラインでフィルタ処理が行われ、ラフネスの値に応じて使用するミップマップを変更する機能を有しています。 サンプリング方法は普通の方法で、反射ベクトルをそのままUVW座標として扱います。 2つ目はRe
Nintendo Switch 2: Everything we know about the coming release
歯ブラシ解読会に参加して以来、デモ熱が多少戻りつつある。そんな中で最近見ていなかった作品を幾つか見たわけだが、最も強烈な驚きを与えてくれたのが4k introだ。 最近の4kはただ事ではない。最近といっても2008年くらいからなんだけど、programable shaderになってから一気に面白くなった。 そんないくつかの4k introを貼っておく。 これが、4096バイトの実行ファイルのみから生まれる映像と音だと、あなたは信じられるだろうか? Hartverdrahtet - Akronyme Analogiker | 4k Revision 2012 今年に開催されたRevisionの4k優勝作品。 http://www.youtube.com/watch?v=0w_xEUoK79o Neanderstaller by Pittsburgh Stallers @qatnonoilさん
TDFの感想を書き忘れていた。 3週間前に日本唯一のデモパーティーであるTokyo Demo Festに行って来た。 実はデモパーティーなるものには初参加。 アンスティチュ・フランセ東京という凄く雰囲気の良い、お洒落な会場でちょっとびっくりする。 いつもの面々に加え、久々にtox2roさんに会えたり、ファミベのよっしんさんに会えたり、様々なセミナー(Agni's Philosophyが凄かったよ。ノートPCで動いちゃうとは)やデモショーなどcompo以外も非常に楽しかった。 けどやっぱコンポが最高に盛り上がってた。結果はこちら。 http://tokyo-demo-fest.jpn.org/2013/?page=results http://www.pouet.net/party.php?which=1542&when=2013 幾つか紹介してみる。 Combined demo #1 il
CES 2015に関するメディア記事等を見ていると、ドローンこそが今まさにキャズムを越えそうなテクノロジーという感じがします。家の電灯を付けるだけのためにウェアラブル機器を装着して、ジェスチャー操作でどうしたこうしたなんて話よりもはるかに夢が広がります。 商売柄、こういう普及直前のテクノロジーを見ると、どんな特許出願が出されているかが気になります。いったんキャズムを越えると、多様なプレイヤーがアイデアを生み出し、それらが相互作用することで、アイデアの「カンブリア爆発」が生まれます(ジェフリー・ムーアの用語で言えば「トルネード」という状態です)。市場の拡大という視点からは良いのですが、特許を取得してアイデアを独占するという視点から言うと、「カンブリア爆発」以降では、思いつくようなアイデアはだいたい世の中に出てしまっていて(あるいは、先に出願されてしまっていて)強力な特許の取得は(不可能とは言
映画「ベイマックス」では、抱きしめたくなるようなロボットがスクリーン上で世界中の観客を魅了しているが、真の主人公はベイマックスではない。このDisney Animationの大ヒット作の制作に活用された最先端テクノロジを開発したアーティストとエンジニアのチームだ。 「ベイマックス」の制作には、そのDisneyチームが開発した光レンダリングソフトウェア「Hyperion」が初めて使用された。Walt Disney Animation Studiosの最高技術責任者(CTO)であるAndy Hendrickson氏は、Hyperionの開発には2年と2億コンピューティング時間を要し、「ベイマックス」の制作が始まったときはHyperionがうまく機能するかどうか誰にも分からなかったと語る。 「こうした映画の制作には4年ほどかかる。われわれはHyperionを約2年で開発し、丸1年使用した。Hyp
過去に何度か興行収入3億ドルを超えるヒット作をリリースしてきたハリウッドの大物映画プロデューサーが自信に満ちた表情で言った。 「今回の映画も、3億ドルの興行収入を超える大ヒット作になるだろう。製作費は1.5億ドルほど、リターンは2倍だ。他からも出資の話はきているけれど、今回もあなたのところにまずお話をもってきた。全額、出資しないかい?」 あなたが、新作映画を準備する大手映画会社の投資ディレクターだったとして、このような投資提案に即座に応じることができるだろうか、また応じるべきなのだろうか? ハリウッドでは、6つのメジャースタジオが年間に20本の映画を製作しているが、一本の映画製作コストは広告費を除いて平均6000万ドルかかっている。そして、ある程度見込みのある脚本が現実味を帯びるまでにも1400万ドルのコストがかかると言われている。もちろん、興行収入が期待どおりになるかどうか、映画の成功は
地上約400kmを周回する国際宇宙ステーション(ISS)では、持ち込める物資なども事前に細かくチェックされている。したがって、どうしても船内で調達できない物資の必要が生じたら、補給船で届けられるまで待たなくてはならない。よくて数ヶ月、下手をすると1年以上待たされることになる。 しかし、今後はちょっとしたものならあまり待たずに済むことになりそうだ。 ほぼ無重力でも動作する3Dプリンター 今年の9月にISSに積み込まれたのは、ほぼ無重力の状態でも動作可能な3Dプリンター“ZERO-G PRINTER”。ほどなくしてネームプレートのプリントに成功、「初めて宇宙空間で3Dプリントされた造形物」として話題になったのは記憶に新しい。 その後も20個ほどのオブジェクトが3Dプリントされているが、これらはすべてあらかじめ補給船に積まれていたデータからプリントされたものだった。 地上から送信したデータをIS
コンピュータが全人類の知性を超える未来のある時点は、シンギュラリティ(Singularity、特異点、技術的特異点)と呼ばれている。アメリカの著名な発明家カーツワイルによればそれは2045年に到来するという。そして、そのような時点に発生する様々な問題は、ひっくるめて2045年問題と言われている[*1]。 シンギュラリティとはもともと数学や物理学で使われている用語である。物理学では、シンギュラリティは物理法則(一般相対性理論)が通用しない特異な点である[*2]。技術的特異点としてのシンギュラリティもそれと同様に、技術に関する予測が成り立たず、既存の経済法則も通用しなくなるような時点である。 人類の経済社会における進化のオメガ点、つまり終局であるシンギュラリティに至ると、全ての労働は、人工知能とそれを搭載したロボットが行うので、人間は労働から解放されることになる。すると「労働からの解放と言うが
概要 Destiny での AO ( Ambient Obscurance : 距離減衰を考慮した AO ) の話. 論文へのリンク http://www.seas.upenn.edu/~ladislav/sloan13ambient/sloan13ambient.pdf 下は AO の結果の図. 距離減衰する AO, カーネルサイズは 2m・300m の 2 種類. AO(p) = (1 / PI) ∫ rho( d(p, ω) ) cos θ dθ p は位置座標, d(p,ω) は ω方向の最近傍のブロッカーまでの距離, θはωと法線間の角度. rho(x) = 1 - exp(a * x) a = log(0.5 / d), d はメートル. カーネルサイズ(レイを飛ばす範囲)は 2m と 300 m の 2 種類で計算. (A) 建物と地形 : 頂点 AO Least Squar
今朝の記事は予想外に色んな人に読んでもらえたみたいで、ありがたい限りです。一時間程度でラフにまとめたものなのでお恥ずかしい限りですが、みなさまの役に立ってたら幸甚です。いや、ほんとに。 んで、見たことないくらいたくさんついたブクマを眺めていると、「何のためにしたかイマイチわからない」「どうやって金を儲けるつもりなんだ?」という話がちらほら見受けられます。ねぇ、ぼくも色々もんもんと考えておりました。 んで、決して答えが出たわけではないんですけど(というか最後の最後がわからんのですよ、やっぱり)、でもこの方向性に向かう意図は僕の中で納得がいったので、ついでにメモ的に晒しておこうと思います。 分析の前に、ツールの確認 今回は、クラシックな戦略分析ということで、5フォース分析をしています。 ファイブフォース分析 - Wikipedia Microsoftという企業に対して、サプライヤとカスタマーを
誰もが一度はイラっとさせられたであろう文字認証「CAPTCHA」。ユーザがコンピュータで無いことを確認するセキュリティ機能のひとつですが、近年、これを解読することは「本のテキスト化」に協力することと同義になりました。同システムの開発者でクラウドソーシングも発案した起業家、Luis von Ahn(ルイス・フォン・アン)氏が、7億5,000万人が参加するプロジェクトが生まれたキッカケを語ります。(TEDxCMU 2011より) 誰もが一度はイラっとさせられるCAPTCHA(キャプチャ) ルイス・フォン・アン氏:このように、ゆがめられた文字の並びを読んで埋めるタイプのウェブフォームを見たことのある人は何人いますか? これを見て本当にいらいらすると感じた人は何人いますか? はい、すばらしいですね。私がこれを発明しました。私がこれを発明したメンバーの1人です。 (会場笑) これはCAPTCHAと呼
サムスンが、バーチャルリアリティの体験を可能にする ヘッドセットの開発を進めているとアナウンスした。 果たして、サムスンが見ている未来とは何なのだろう。 その記事の一部を見てみよう。 市場における単独の影響力によって、サムスンは突如として来るべきバーチャルリアリティの分野において頭角を現してきた。サムスンのNote4によって動作し、Oculusと合同開発が進められているヘッドセットである。 Gear VRが発表されてからその後の続報についてはあまり聞かなかったが、サムスンはサンフランシスコで開催されたAnnual Developers Conferenceにてついにその沈黙を破ったのである。VR(バーチャルリアリティ)は注目の話題であり、同社はGear VR、あるいは仮想空間についての開発は特に重要視している。 もしもVRが主流となるようなことがあれば、単に素晴らしいというだけではなく、根
歌姫の賭け、米音楽業界は大慌て 無料配信のスポティファイに「NO」 SankeiBiz 11月7日(金)10時35分配信 米人気女性カントリー歌手、テイラー・スウィフトさん(24)のアルバム「1989」が発売初週で128万7000枚を売り上げ、ビルボード誌認定の全米チャートで5日、初登場1位を記録した。発売第1週での売り上げが100万枚を突破したのは米ラップ歌手、エミネムさん(42)の「ジ・エミネム・ショー」(2002年)以来。CDの売り上げ低迷が続く中、スウィフトさんはある戦略で12年ぶりとなるミリオンヒットを飛ばしたが、米誌タイムが「彼女は賭けに負ける」と批評するなど、その評価は割れている。 「1989」はスウィフトさんが約2年ぶりに発表した5枚目のアルバム。「128万枚」は驚異的な数字だが、これにはある理由があった。スウィフトさんは3日、米で人気の音楽無料配信サービス「スポティファ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く