表題の件を巡ってクルーグマンとラジャンの間に論争があった。 きっかけは、ラジャンの6/2FT記事。これにクルーグマンが噛み付き*1、それに対しラジャンが最近開設した自ブログで反論した。 okemosさんが指摘しているように、このテーマを巡る米論壇での論争は今に始まったことではない。たとえばEconomist's Viewは、6/3エントリで2人の衝突を取り上げると共に、過去の論争の例として一昨年のエントリを2つ(ここ、ここ)挙げたほか、その2日後にもまたこの話題を取り上げている。 ちなみに、このフレディマック・ファニーメイの責任論とほぼ必ずセットになって出てくるのが、地域再投資法(Community Reinvestment Act=CRA)も金融危機に責任があった、という話である(本ブログでも、以前、クルーグマンやクリントンによるそうした見方への反論を紹介した)。今回のクルーグマンもラジ