2022年6月24日のブックマーク (8件)

  • 脳に超音波ビーム、がんや認知症にも、薬を届ける新たな治療法

    集束超音波治療の開始前、血流にはマイクロバブルが注入される。低強度の集束超音波がマイクロバブルを振動させ、これによって血液脳関門が一時的に開かれて、腫瘍に薬を届けられるようになる。(PHOTOGRAPH BY KEVIN VAN PAASSEN, SUNNYBROOK HEALTH SCIENCES CENTRE) 2021年春のある日、カナダ、トロントにあるサニーブルック健康科学センターのMRI室に、陽気で快活な63歳の男性、マイケル・バトラーさんが運び込まれた。元営業職幹部でオートバイ乗りの彼は、点滴につながれ、病院のガウンに身を包んでいる。あごにはきれいに整えられた白いひげをはやしているが、頭髪は剃り上げられている。この髪形になったのは、3カ月前、プラムほどの大きさの脳腫瘍を切除する開頭手術を受けたときだった。 バトラーさんは、「集束超音波治療」という技術を用いて、脳に薬剤を投与する

    脳に超音波ビーム、がんや認知症にも、薬を届ける新たな治療法
  • 分かったフリして笑うのはやめた!難聴をもつアイドルが「自分らしく」なれたきっかけ(ヤングマガジン編集部)

    感音性難聴の女子高生を主人公に、気鋭の漫画家くずしろさんが描く『雨夜の月』は、SNSを中心に支持を集め、「次にくるマンガ大賞 2022」Webマンガ部門へのノミネートが決定したばかりの意欲作だ。 前編に続き、主人公の及川奏音(おいかわ・かのん)と同じく感音性難聴であり、同性、同年代でもあるアイドルの我ゆりかさんのインタビューをお届けする。 「付けていることが恥ずかしいもの」と思っていた ――作の主人公である奏音は今、作中では補聴器を装用していて長い髪で普段は見えないように隠しています。我さんにとっても、補聴器が学生時代はコンプレックスの象徴であったとインタビュー前編で話していらっしゃいました。けれども、こうしてお話を伺っていると、今はその存在が変わっているように思います。 私にとって補聴器は、昔は付けていることが恥ずかしいもの、誰かに付けているのを見られたら恥ずかしいもの、誰にも付け

    分かったフリして笑うのはやめた!難聴をもつアイドルが「自分らしく」なれたきっかけ(ヤングマガジン編集部)
  • いじめられているのは恥ずかしいことだと思っていた…感音性難聴のアイドルが語る本音(ヤングマガジン編集部)

    金田一咲希は高校入学直前のある日、ピアノレッスンに向かう途中で見知らぬ同世代の少女とぶつかり手を擦りむくが、相手から無言で落とした楽譜を丁寧に拾われ絆創膏をもらう。 咲希は印象的だったその少女とクラスメイトとして再会し、名前が及川奏音、そして耳が不自由だと知る。学校では障害を理由に周囲と距離を置く奏音に、淋しさを覚えた咲希はどうにか分かり合おうとし、そんな彼女の姿に奏音の態度も次第に変わっていき…。 感音性難聴の女子高生を主人公に、気鋭の漫画家くずしろさんが描く『雨夜の月』。障害を抱える少女と彼女を理解したいもう一人の少女、そしてその周囲の人々の機微を繊細に紡ぎ、SNSを中心に支持を集め、「次にくるマンガ大賞 2022」Webマンガ部門にもノミネートされている意欲作だ。 「補聴器がコンプレックスだったこともあります」 そう話すのは、主人公の及川奏音(おいかわ・かのん)と同じく感音性難聴であ

    いじめられているのは恥ずかしいことだと思っていた…感音性難聴のアイドルが語る本音(ヤングマガジン編集部)
  • 小田嶋隆さん、お疲れ様でした。そしてありがとう。

    日経ビジネス電子版で「『ア・ピース・オブ・警句』~世間に転がる意味不明」、日経ビジネス誌では「『pie in the sky』~ 絵に描いたべーション」を連載中のコラムニスト、小田嶋隆さんが亡くなりました。65歳でした。 小田嶋さんには、日経ビジネス電子版の前身である日経ビジネスオンラインの黎明(れいめい)期から看板コラムニストとして、支えていただきました。追悼の意を込めて、2021年11月12日に掲載した「晩年は誰のものでもない」を再掲します。 時の権力者だけでなく、社会に対して舌鋒(ぜっぽう)鋭く切り込む真のコラムニスト。その小田嶋さんがつむぐ1万字近い原稿を、短い言葉でどう表現するか。記事タイトルを短時間で考える担当編集者にとっては、連載の公開前日は勝負の1日でもありました。 再掲載するコラムは療養中の病室から送っていただいた原稿です。「晩年」という言葉やそれを何も考えずに使う社

    小田嶋隆さん、お疲れ様でした。そしてありがとう。
  • 補聴器が難聴の人の認知機能低下を抑制、国立長寿医療研究センター

    中等度の難聴の人が補聴器を使うと一部の認知機能の低下が抑制される可能性のあることが、日人対象の研究から明らかになった。国立長寿医療研究センター耳鼻咽喉科の杉浦彩子氏らが行った縦断的研究デザインでの検討結果であり、詳細は「PLOS ONE」に10月13日掲載された。 難聴と認知機能低下との関連は多くの疫学研究で示されており、補聴器の使用が認知機能低下を抑制するとの海外からの研究報告も見られる。ただし、それを否定するメタ解析の結果も報告されている。また、補聴器の使用率は国によって異なり、例えば日では多くの自治体で70dB以上の高度難聴者に補聴器費が助成されるために中等度難聴者の補聴器使用率は低く、患者対象の異なる海外での研究結果が日人にも当てはまるとは限らない。これを背景として杉浦氏らは、中等度難聴のある地域在住高齢者を、補聴器使用の有無で2群に分け認知機能の変化を縦断的に検討した。 解

    補聴器が難聴の人の認知機能低下を抑制、国立長寿医療研究センター
    Seiji-Amasawa
    Seiji-Amasawa 2022/06/24
    #ss954
  • 認知症と加齢性難聴

    要旨: 超高齢社会を迎え, 認知症と加齢性難聴の増加が社会問題となっている。稿では認知症予防に対する現状での政策について概説し, さらに認知症と加齢性難聴との関係, 認知症予防対策としての補聴器の効果について文献的に考察した。

    Seiji-Amasawa
    Seiji-Amasawa 2022/06/24
    こちらの論文が、コンパクトにまとまって大変参考になりました。そこまで長くないのでどうぞ。 #ss954
  • 難聴が認知症のリスクとなるーー「音と認知症」の関係とは|Screenless Media Lab.

    Screenless Media Lab.ウィークリー・リポート 2022.6/24 TBSラジオ『Session』OA Screenless Media Lab.は、音声をコミュニケーションメディアとして捉え直すことを目的としています。今回は、難聴と認知症のリスクに関する研究についてご紹介します。 ◾難聴が認知症に及ぼす影響慶應義塾大学医学部教授の小川郁氏が2021年に発表した論文「認知症と加齢性難聴」では、難聴と認知症の関係に関する研究がくわしくまとめられています(以下では主に同論文の内容を抽出して紹介します)。 高齢化が進む日の問題のひとつに、認知症が挙げられます。厚生労働省は2015年に「認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~」とした戦略のオレンジプランを発表していますが、加齢や遺伝性のもの、高血圧といった認知症の危険因子に、難聴がはじめて加えられま

    難聴が認知症のリスクとなるーー「音と認知症」の関係とは|Screenless Media Lab.
    Seiji-Amasawa
    Seiji-Amasawa 2022/06/24
    #ss954
  • ウクライナ支援のサイバー戦準備 ベラルーシの反体制ハッカー | 共同通信

    Published 2022/06/23 17:17 (JST) Updated 2022/06/23 17:31 (JST) ロシアの同盟国、ベラルーシの反体制ハッカー集団「サイバー・パルチザン」の広報担当者が23日までに共同通信の取材に応じ「(ロシアウクライナ侵攻に)大きな影響をもたらすサイバー攻撃の準備を進めている」と話した。ウクライナを支援するためで「(計画実行の)Xデーに向け、作業を集中している」と明かした。 広報担当者のユリアナ・シェメトベッツさん(28)によると、サイバー・パルチザンは金銭目的でなく、政治的な思惑でサイバー攻撃を実行する「ハクティビスト」。昨年末、ベラルーシの鉄道の情報システムに侵入し、侵攻前後の今年1月と2月に大規模なサイバー攻撃を仕掛けた。

    ウクライナ支援のサイバー戦準備 ベラルーシの反体制ハッカー | 共同通信