・北日本太平洋側では前線や台風の影響で記録的な多雨となっており、根室や網走ではすでにこれまでの8月の降水量の1位の記録を上回っています。 ・西日本では高気圧に覆われやすく、8月の気温としては2010年に次ぐ高い値で経過しており、西日本周辺海域では記録的に高い海面水温となっています。 1.北日本太平洋側の多雨 北日本では、8月上旬後半以降、前線や台風の影響を繰り返し受けたことにより、太平洋側を中心に記録的な多雨となっています。北日本で繰り返し台風の影響を受けた要因として、 ・日本の南東海上で、活発な対流活動や上空の低気圧性の渦の影響で熱帯低気圧が発生しやすい状況となったこと ・太平洋高気圧が平年より北東に偏って位置していることに関連して、台風が日本の東海上を北上したこと が考えられます。今後一週間、北日本では、前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多く、26日は前線の影響で大雨となるおそれが