2017年1月13日のブックマーク (2件)

  • 特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか2017 京大教授・広井良典さん | 毎日新聞

    成長神話のその先へ これからは「ポスト資主義」の道を探るべきだと主張している広井良典さんが、「拡大・成長」にひた走る社会への漠然とした違和感を自覚したのは、実に中学2年ごろにさかのぼる。時代は1970年代半ばだった。 ♪恋人よ ぼくは旅立つ 東へと向かう列車で…… 75年末に発売された、太田裕美さんが歌う「木綿のハンカチーフ」(松隆さん作詞)。華やかな都会に向かって旅立つ恋人との別離の切なさが時代とシンクロし、爆発的にヒットした。だが、岡山県で暮らしていた広井さんは「全てが東京に向かう」社会の空気に同調しきれなかった。「偏差値」や「順位」ばかりが重んじられる、経済成長と表裏一体の教育の有りようにも反発心を覚えた。 振り返ると、70年代は現代と似ていると思っている。「拡大・成長をひたすら求める流れがある一方、国際的シンクタンク『ローマクラブ』が『成長の限界』というリポートを出し、石油ショ

    特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか2017 京大教授・広井良典さん | 毎日新聞
    Shin-JPN
    Shin-JPN 2017/01/13
    確かに今後の日本に成長できる要素は無い。だからと言って経済成長こそ最大の価値なのも事実。反成長はお花畑だが政策ごときで成長に転ずることができると考えるのもお花畑。必要なのは絶望的撤退戦への覚悟。
  • 獲得形質は遺伝する? -親世代で受けた環境ストレスが子孫の生存力を高める-

    今回発見した現象は、環境変化を経験した個体が子孫に対して適応力を授けるという、種の生存戦略の一つである可能性が考えられます。また研究成果は、ブラックボックスが多かった「獲得形質の遺伝」現象のメカニズムについて、組織間コミュニケーションを介したエピジェネティック制御という新規の枠組みを提示するものであり、当該分野のさらなる発展に寄与することが期待されます。 概要 生物学では長らく、後天的に獲得した形質は遺伝しないと考えられていました。ところが近年になって、その通説を覆すような事象がいくつか報告されるようになりました。例えば、高カロリーにより肥満になった父ラットから生まれた娘ラットが、通常で育ったにもかかわらず糖尿病の症状を示すという報告が挙げられます。このように、親が生育した環境によって子供の表現型が変化を受ける可能性が示唆されているものの、それがどのようなメカニズムで生じるのかについ

    獲得形質は遺伝する? -親世代で受けた環境ストレスが子孫の生存力を高める-
    Shin-JPN
    Shin-JPN 2017/01/13
    エピジェネティック制御によりDNAによらない要素でも遺伝する事がある、というのは十数年前から判明していて、これはその例がまた一つ、という話。獲得形質の遺伝自体は新しい話では無いのに何故か常識化してない。