発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第364回目は『ピクセル・プリンセス・ブリッツ』を紹介する。 『ピクセル・プリンセス・ブリッツ』は、かわいらしいアニメーショングラフィックとピクセルアートで描かれるRPG。テーブルトークやローグライク、アクションといった複数のジャンルが絡み合う意欲作だ。 物語の舞台となるのは、王国「Verad」。かつて栄華を極めたこの国は、強大国「Irsil」の侵略を受けて以来、動乱がおさまらずにいる。さらにVeradの周辺の地には野蛮な生物が徘徊しているというおとぎ話があるなど、数々の危機に脅かされている。主人公となる可憐な女性戦士「Kuruna」は荒れた地で、旅する人々を手伝う稼業をおこなっていた。そんな心優しいKurunaの小さな親切心が、のちに王国の運命を大きく変化させるこ