中国東部・山東省の浜州で、スモッグが垂れ込める中、鼻と口を隠して小学校を後にする児童たち(2015年12月23日撮影、資料写真)。(c)AFP 【7月21日 AFP】中国の環境保護団体が、ガラス製造業者を相手取った公益訴訟で歴史的な勝利を収め、過度の汚染をしたとして企業側に300万ドル(約3億2000万円)以上の罰金が命じられた。裁判所が発表した。 中国東部・山東(Shandong)省の徳州(Dezhou)中級人民法院は、ソーシャルメディアアカウントで、徳州晶華集団振華装飾ガラス(Jinghua Group Zhenhua Decoration Glass Limited Company)に対し、汚染物質の排出超過で2200万元(約3億5000万円)近い罰金と、公式の謝罪を命じたと発表した。 訴訟は、政府系の中華環保連合会(ACEF)が昨年3月に起こしたもので、非公式な集団が公益に基づく訴