アメリカのオバマ大統領は10月11日、2030年代までに火星に人を送るプロジェクトに関してあらためて言及し、地球から離れた宇宙空間で長期間滞在できる居住施設を建設するため、官民で作業に入っていると明らかにした。 なぜオバマ大統領は今になってまだ6年目の火星探査計画を大々的に宣伝しているのだろうか?あと1か月くらいで任期終わっちゃうのに。 今週末、宇宙カンファレンスが開催される。だがそれは、NASAの今後の新しい方針を定めるものではなく、11月の選挙へ向けて大統領の政党に好印象を残そうというのが狙いだろう。 [画像を見る] オバマ大統領は今週火曜、CNNのウェブサイトにこう語った。 宇宙でのアメリカの新章に不可欠となる明確なゴールを設定しました。2030年代までに人類を火星へ送り、無事地球に帰還させます。その究極の目標は、いつの日か長期間、人を滞在させることです。火星に行くためには、政府と民