6日午後、山形県上山市でバイオマス発電の会社にある水素タンクのふたが吹き飛んで住宅の壁を突き破り、中にいた女性1人が軽いけがをしました。 警察と消防が駆けつけたところ、バイオマス発電の会社にあった直径およそ3メートル、厚さ1センチほどの金属製の水素タンクのふたが吹き飛び、南西に100メートルほど離れた住宅の2階の壁を突き破っているのが見つかりました。 警察によりますと家の中にいた30代の女性が首に軽いけがをして病院に搬送されたほか、近くにある複数の別の会社の窓ガラスの一部が割れたということです。 水素タンクの試運転が始まって10分ほど過ぎた時に、突然、ふたが吹き飛んだということで、警察と消防が詳しい状況を調べています。 現場は、国道13号線のそばにある「上山工業団地」の一角で近くには、薬品メーカーや段ボールの製造会社などが建ち並んでいます。