横浜市の病院で、入院中の男性2人が異物を混入され相次いで中毒死した事件で、警察は、死亡した2人が入院していた同じ階にいた10人余りの入院患者について、同様に点滴などで異物が混入されていないか確認するため、血液検査を始めたことが捜査関係者への取材でわかりました。 これまでの調べで、事件のあと、死亡した2人が入院していた4階のナースステーションに残されていたおよそ50個の使用前の点滴の一部で、ゴム部分に貼られたシールに小さな穴が見つかり、使用前の点滴にも異物が混入された可能性があることがわかっています。 警察は、死亡した2人と同じ階に入院していた10人余りの患者について、これまでに同様に点滴などで異物が混入されていないか確認するため、血液検査を始めたことが、捜査関係者への取材でわかりました。 死亡した2人からは医療器具の殺菌などに使われる消毒液に含まれる「界面活性剤」が検出されていて、警察は、