高速道路に入ると、しばらくの間はスピードへの恐怖や周囲の景色などが刺激となり、緊張感を保ったドライブができます。しかしこの状態が続くと、知らず知らずの間にドライバーのストレスとなり、さまざまな事故を引き起こすきっかけに…。今回は高速走行に伴う、危険現象をピックアップしてご紹介します。 走行中に起きる「流体刺激」のストレスから逃れようと… 運転中のドライバーは、周囲の景色の流れで速度を感じています。このときに視覚から感じる刺激を「流体刺激」といいます。しかし、時間の経過とともに「流体刺激」はストレスになり得ます。運転中は、必要な情報が次々と視界に飛び込んでくるため、ドライバーにとって強い刺激となってしまうのです。 流体刺激のストレスから逃れようと、ドライバーは無意識のうちに視線を遠方に移したり、前方車両に異常接近したりします。これは、自分と同じ速度で走る前方の車両に視線を合わせることで、まる