3月3日、インテルのJeff McVeigh氏(CVP&暫定GM、AXG)が“Accelerating Customer Results with Accelerated Computing”なるプレスリリースを出しており、製品ロードマップの変更があったことを明らかにした。 ところで「あれ?」と思った方はおられないだろうか? AXGのGM(General Manager)はRaja Koduri氏だったはずだからだ。実は2022年12月にKoduri氏はAXGのGMから降格されている。現在の肩書はChief Architectである。もっとも、2022年12月まではSVP(Senior Vice President:上席副社長)だったのが現在はEVP(Executive Vice President:上級副社長)で、これだけ見るとポジションそのものはむしろ上がっている(SVPよりEVPが上
Intelは2022年8月30日に開始した「Pathfinder for RISC-Vプログラム」を中止した事を公開した(Photo01)。 Photo01:筆者の手元に届いたメール。筆者はプログラムに登録していた すでに同プログラムのWebページにも、同じ文面が掲載されている。 元々Pathfinder for RISC-VはRISC-VベースのASICをIFS(Intel Foundry Service)で簡単に構築する事を目的としたものであり、Professional EditionとStarter Editionの2つが用意される。Professional Editionは有償のもので、これに参加することで、 CPU IP:Andes AX45MP&NX27V、Codasip Group L31/MIPS eVcore I8500&P8700、OpenHW Group CVE4&C
AI & ML分野の性能 AI & MLに関しては特に力を入れている部分でもあり、AMXがフルに活用できる分野でもある。といっても、AI/MLと言われているものが要求する性能は、Networkによって違いがある(Photo22)。 Photo22:まぁこれは当然Inference/Trainingによっても差が出てくる部分でもあるし、Sparse/Denseでも異なったりする これを踏まえて、そもそもDDR5の採用やXeon MaxではHBM2eの搭載、さらに演算性能の向上など全般的な性能の引き上げを図ったうえでAMXを搭載し、特に畳み込みでの高速化を図るという形のアプローチになっている。 もともとVNNIで従来比3倍程度まで高速化している訳だが、AMXではこれをさらに8倍まで引き上げており(Photo23)、これで専用プロセッサに迫る性能を発揮するとする。 Photo23:ただ先にもちょ
既報のとおり、米国時間の2023年1月10日、Intelは第4世代Xeonスケーラブル・プロセッサおよびXeon Maxの発表会を開催した。これを踏まえて、もう少し細かい話をご紹介したいと思う。 ダイは3種類 すでに説明した様に、第4世代Xeonスケーラブル・プロセッサ/Xeon Maxでは、 MCC:最大32core XCC:最大15coreのダイ×4のMCM HBM:最大14coreのダイ×4+HBM2e×4のMCM の3種類のラインナップがある。 32coreまでの製品は全てMCCで、34core以上は全てXCCかHBMになる。厳密にいうと、Xeon Maxのローエンド(Xeon 9462)は32coreなのだが、MCCにはHBM I/Fを持つダイがないので、こちらはHBMでの実装となるが、後は全部MCCだ。製品ラインナップを見ると、32core以下はXeon Gold/Silver
「Core i5 13600K」は、第13世代Raptor Lakeのミドルクラスに位置づけられるCPUです。 従来比で価格が20ドル(299 → 319ドル)値上がりしましたが、コア数が10から14へ1.4倍増となり、値上がり以上のスペックアップを提供します。 国内価格が約5.8万円で、ライバルに相当するRyzen 5 7600Xより約8000円ほど高いですが、Core i5 13600Kでは低コストなIntel 600マザーボードやDDR4メモリを使用できます。 プラットフォームを含めた総額比較において、Core i5 13600Kの方が安く済む可能性が高いです。 実際、筆者も今回のレビューで新たに用意した機材はありません。既存のIntel 600マザーボードとDDR4メモリをそのまま流用でき、大変お財布に優しい仕様で助かりました。 前世代をほぼ流用した「Raptor Lake」設計R
既報の通り、日本時間で9月28日の午前1時よりスタートしたIntel Innovation 2022において、Raptor Lakeの情報が公開された。ということで、やっともう一歩踏み込んだ話をお届けできるようになった。 Raptor LakeのIntel 7プロセスはIntel 7+相当か? まずRaptor Lakeの基本的な情報をまとめると、P-Coreは最大5.8GHz駆動であり、またL2キャッシュの容量がP-Coreあたり2MB、E-Core×4あたり4MBに増量された(Photo01)。加えてE-Coreの数も最大16個になっている。ちなみにこの16個のE-Coreは、Alder Lake同様に4coreのクラスタ×4という構成になっているそうだ。 Photo01: IPCが15%向上、ではないことに注意。 そしてSingle Thread Performanceで15%、Mu
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く