鳩山由紀夫元首相(65)(民主党)は17日、北海道苫小牧市で記者会見し、次期衆院選について、道9区から立候補する意向を改めて示した上で「次の選挙は私へのご批判や期待を受け止め、審判をいただく選挙になる」と、厳しい選挙戦になるとの見方を示した。 後援会幹部も「地域住民としっかり話し合いができる対応が必要」として“どぶ板選挙”を進言した。 道9区では、スピードスケートのリレハンメル冬季五輪銅メダリストで、自民党の堀井学道議(40)が立候補する意向を固めている。鳩山元首相は、堀井氏について「よく存じ上げないが、立派な方だと思う」とも述べた。 この日は、鳩山元首相の総連合後援会役員会が苫小牧市で開かれ、昨年2月から空席だった総連合後援会長に前室蘭市長の新宮正志氏(76)が就任した。