先月14日、新潟市に住む中学生2人が、同級生に対して体を強く圧迫して気を失わせる「失神ゲーム」をしたとして逮捕されました。 失神は、「脳で酸素が不足することなどにより、一時的に意識が失われ、体の姿勢が保てなくなること」を指します。その状態を意図的に作り出そうとするのが「失神ゲーム」です。小中学生を中心に、数十年ほど前から行われてきたとみられていますが、最近では動画共有サイトなどで実践法を解説する動画が拡散するようになり、安易にマネをする子どもが増えているのではないかと危惧されています。 「ゲーム」という語感から気軽に手を出してしまいそうになりますが、その実態は、生命を落としたり脳に重大な障害を残したりするリスクが十分にある非常に危険な行為です。 なぜ危険なのか、そして、どのように対策すればよいのでしょうか。 「失神ゲーム」は何をしている? いまネット上などで拡散している「失神ゲーム」を見る