one-hot (ワン・ホット) は、デジタル回路のビット列において、1ビットだけHigh(1)であり、他はLow(0)である状態を指す[1]。類似のものとして、0が1つだけで、他がすべて1であるようなビット列をone-cold(ワン・コールド)と呼ぶことがある。 応用[編集] one-hotエンコーディングはしばしば状態機械の状態を表すのに用いられる。二進法やグレイコードを使うときにはその状態を決定するためにデコードが必要だが、one-hotを使うときには不要である。というのも、one-hotではビット列のn番目のビットがHighであればn番目の状態を表していることになるからである。 15個の連続する状態を持つリング・カウンタは状態機械の一例である。one-hotでこれを実現するには、15個のフリップフロップを一列に並べて、それぞれのフリップフロップのQ出力が次のフリップフロップのD入力