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出町柳駅で下車し、鴨川に掛かる橋を歩く。学生の街と言われるだけあり、京都では至る所で学生の姿を見... 出町柳駅で下車し、鴨川に掛かる橋を歩く。学生の街と言われるだけあり、京都では至る所で学生の姿を見掛けた。そして数年前まで私もその中の一人だった。 「えー、君たちウチの大学通っててアレ食べてへんの?」と美学芸術学の教授は笑った。私が一回生の頃の話だ。授業中の教室には百人程度の学生がおり、どの子も同じ学部の生徒だった。「アレってなんですか?」と一人の生徒が空気を読んで尋ねた。「アレってアレやん。『出町ふたば』の豆大福。僕はね、アレを初めて食べた時感動したのよ。これを食べずに卒業するなんて勿体ないで」それからしばらく教授の豆大福トークが続いた。内容はほとんど覚えていないが、とにかく教授のグルメレポが凄かったのだけは覚えている。なんせその翌日の授業終わりには、私は出町商店街へと足を運んでいたのだから。 実を言うと、私はそれまでの人生で豆大福を食べたことがなかった。別に嫌いだというわけじゃない。ただ