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日本経済の喉元に刺さった「毒針」『財務省が日本を滅ぼす』【書評】 | ZUU online
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日本経済の喉元に刺さった「毒針」『財務省が日本を滅ぼす』【書評】 | ZUU online
冬の気配を感じながら、ヴラマンクの絵画展に行ってきた。晩年、自らが暮らす町や村の荒涼たる風景、と... 冬の気配を感じながら、ヴラマンクの絵画展に行ってきた。晩年、自らが暮らす町や村の荒涼たる風景、とりわけ雪景色の絵を力強いタッチで数多く描いたこのフランス人画家は、練達の文章家でもあった。その彼が遺した文章に「常軌を逸した理論という悪魔の箒にまたがっている」という一節がある。 本書の著者三橋貴明氏がそのプロパガンダや言説の虚偽を鋭く指摘した財務省、有力政治家、御用学者、大手マスメディアの実態をかくも的確に言い得た表現もあるまい。彼らは、プライマリー・バランス(PB)黒字化目標達成のための消費増税という「常軌を逸した理論」を布教する悪魔の伝道師のようである。 『財務省が日本を滅ぼす』 著者:三橋貴明 出版社:小学館 発売日:2017年11月5日 デフレ期のPB黒字化は「国家的自殺」の道 PB黒字化は日本経済の喉元に刺さった「毒針」だと著者はいう。PB(基礎的財政収支)とは、「国債関連費(国債の