長男は結婚し、新しい家族を造る。 次男は来春大学を卒業して就職する。 せっかく、関西に本社を置く企業に就職したのに東京勤務らしい。 二人とも、大人になった。 “子育て”という言葉。 わが子たちが成人してから思った・・・ 間違っていると。 本当は“親育ち” 親だからと偉そうに上から目線で接してきたが何にも偉くなかった。 確かに、経済的なことや知識は子どもより多く持っていたが、ただそれだけ。 子に与えることよりも、 子どもから与えられることの方が遥かに、 多く、大きく、重たかった。 初めて親になってから、 戸惑いながら、手探りしながら、 子どもと共に少しずつ成長してきた。 未熟な親だったから、後悔ばかりが先にたつ。 あの時こうしてやればよかった・・・・・ あんなこと言わなければ良かった・・・・・と。 沢山の思い出ももらった。 いつも、全てを覚えている訳ではないけど、ふとした時に、ふとした事を思