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  • 驚愕の「リアル主人公」 撃墜王マックス・インメルマンの短くも鮮烈なる戦歴 | 乗りものニュース

    マックス・インメルマンはWW1期ドイツのエース・パイロットです。その戦歴は短いながらも、いまなお語り継がれる鮮烈なものでした。「戦闘機」なるものが誕生するのと同時期に現れた撃墜王の伝説的な航跡を追います。 「インメルマンターン」にもその名が残るけど…? 「インメルマンターン」という名のアクロバット飛行があります。水平状態からそのまま機首を上げ上昇、背面状態になった時点でロール(横転)し水平飛行に戻るという機動であり、終了後は開始時よりも速度が低下、高度が高くなり、針路を180度反対側へ変更することができます。 拡大画像 フォッカー・アインデッカーの伝説的なエース、マックス・インメルマン中尉。撃墜数17機、戦死時25歳(画像:帝国戦争博物館/IWM)。 第1次世界大戦時のドイツ軍エースパイロット、マックス・インメルマンの名を冠していることでも知られますが、実は、インメルマンは生涯一度もインメ

    驚愕の「リアル主人公」 撃墜王マックス・インメルマンの短くも鮮烈なる戦歴 | 乗りものニュース
  • 整備員はなぜ飛ぼうとした? 知られざる「航空自衛隊機乗り逃げ未遂事件」の顛末 | 乗りものニュース

    自衛隊の航空機が乗り逃げされるとなると大事件であり、1973年に起きた「自衛隊機乗り逃げ事件」は広く知られますが、その影に隠れ後世にあまり知られていない事件があります。1962年6月に起きた「航空自衛隊機乗り逃げ未遂事件」です。 謎が無かったからいまでは謎の事件 1973(昭和48)年に起きた「自衛隊機乗り逃げ事件」は、謎の多さから話題性が強く、創作やテレビでもネタに取り上げられてきました。そういう背景もあってか、「自衛隊最大のミステリー」として知名度は高い方かもしれません。 拡大画像 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館に展示されているT-33A。航空自衛隊の同機は2000年を最後に、全機が除籍されている(石動竜仁撮影)。 一方、同じ自衛隊機の乗り逃げ事件(未遂)でありながら、いまひとつ知名度の低い事件があります。それが1962(昭和37)年に起きた、「航空自衛隊機乗り逃げ未遂事件」です。こち

    整備員はなぜ飛ぼうとした? 知られざる「航空自衛隊機乗り逃げ未遂事件」の顛末 | 乗りものニュース
  • 追加調達か、早期警戒機E-2D「アドバンスド・ホークアイ」 空自の新しい「空飛ぶ目」 | 乗りものニュース

    空自E-2D「アドバンスド・ホークアイ」の導入が進められています。早期警戒機に分類されるものですが、そもそもどのような飛行機なのでしょうか。誕生には、旧日軍が大いに関わっていました。 そもそも「早期警戒機」とは? 防衛省は2018年8月31日に発表した来年度防衛予算の概算要求に、航空自衛隊の早期警戒機E-2D「アドバンスド・ホークアイ」2機の調達費として544億円を計上しました。 拡大画像 ノースロップ・グラマンの工場からロールアウトした航空自衛隊向けE-2D早期警戒機の初号機(画像:ノースロップ・グラマン)。 「早期警戒機」とは、搭載する強力な大型レーダーで空中を監視し、味方の航空機や艦艇に敵の位置や数などを知らせることで、戦いを有利に進める航空機です。世界初の早期警戒管制機が実戦投入されたのは第二次世界大戦の末期のことですが、その開発には日が大きな影響を与えています。 地上に設置さ

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  • F-16に勝つ「三菱 F-1」どんな存在だったのか 戦後初国産戦闘機 多用途戦闘機の先駆け | 乗りものニュース

    航空自衛隊F-2戦闘機の先代にあたるF-1は、のちのマルチロールファイターという発想を先取りしたような戦闘機です。旧式化したのちもパイロットたちの努力により長年、戦力として扱われていました。どんな機だったのでしょうか。 戦後日初の国産戦闘機F-1 活動の場は陸・海・空! 「エフワン」と聞けば、ほとんどの人はモータースポーツの最高峰、「F1グランプリ」を連想することでしょう。しかし、戦闘機ファンは航空自衛隊がかつて保有し、日の防空を担っていた国産戦闘機F-1をまず連想するかもしれません。 拡大画像 青森県の三沢航空科学館に展示された、F-1戦闘機。機体に走る赤のラインは第3飛行隊における運用終了時の特別塗装(柘植優介撮影)。 F-1は国産の超音速高等練習機T-2を母体に三菱重工業が開発した、我が国において戦後初の国産戦闘機です。F-15「イーグル」戦闘機やF-4「ファントムII」戦闘機に

    F-16に勝つ「三菱 F-1」どんな存在だったのか 戦後初国産戦闘機 多用途戦闘機の先駆け | 乗りものニュース
  • 空自 F-4「ファントムII」戦闘機ラストフライト 岐阜で最後の雄姿 | 乗りものニュース

    ターボジェットエンジン特有の音もこれが最後です。 半世紀にわたり日の空を守った老兵の退役 航空自衛隊岐阜基地で2021年3月17日(水)、飛行開発実験団のF-4戦闘機の運用終了に伴うラストフライトと記念式典が実施されました。 拡大画像 ラストフライトを終えたF-4EJ「ファントムII」戦闘機の301号機。同機は航空自衛隊に最初に引き渡された2機のうちの1機で、アメリカ土で作られた機体(2021年3月17日、乗りものニュース編集部撮影)。 F-4EJ「ファントムII」戦闘機は、航空自衛隊が1968(昭和43)年10月に正式採用を決めた2人乗りの要撃戦闘機で、1971(昭和46)年7月に最初の機体を受領して以降、国内でのライセンス生産機含め140機を導入しました。 最盛期には6個飛行隊に配備されたものの、新型のF-15J「イーグル」戦闘機の導入により徐々に退役が進みます。一部の機体はRF-

    空自 F-4「ファントムII」戦闘機ラストフライト 岐阜で最後の雄姿 | 乗りものニュース
  • ついにボーイングが「新型旅客機」開発か!? まさかの“三角の翼”! 驚愕形状の旅客機案のワケ | 乗りものニュース

    「ボーイング797」、こんな感じになったらイイかも! 従来機から3割もCO2排出減少? NASA(アメリカ航空宇宙局)が開発を進めている実証機「遷音速トラス ブレース翼機(Transonic Truss-Braced Wing。TTBW機とも)」について、アメリカの航空機メーカー、ボーイングが主体となり、開発と飛行試験が実施される予定です。この機は「トラス ブレース翼」と称される通り、非常にユニークな翼型を特徴とします。 NASAとボーイングが開発する「遷音速トラス ブレース翼機」のイメージ(画像:ボーイング)。 この「遷音速トラス ブレース翼機」の主翼は、胴体の大きさのわりに非常に長い一方で、非常に薄くなっています。主翼の下にはそれを支えるべく、胴体下部から主翼中盤にかけ、斜めの支柱のようにつなぐ翼が取り付けられます。「トラス(三角)」の名前は、この翼型が機体前方・後方から見ると、三角形

    ついにボーイングが「新型旅客機」開発か!? まさかの“三角の翼”! 驚愕形状の旅客機案のワケ | 乗りものニュース
  • そっくりなのは合理性から!? エアバスA380にあまりにも似た幻の超大型機「MD-12」 | 乗りものニュース

    エアバスA380、ボーイング747をはじめ、超大型旅客機の時代が終わろうとしていますが、かつては名門マクドネル・ダグラス社でも総2階建て機が計画されたことがあります。この機体、見た目A380と瓜二つ。その理由はなんとも合理的なものでした。 戦前から戦後にかけての民間航空機メーカーの超名門「マクドネル・ダグラス」 2019年初頭、ヨーロッパの大手航空機メーカー、エアバス社は、総2階建ての巨人機A380型機について、受注した機体の完成以後、新規の注文を受け付けないと発表しました。一方、アメリカの航空機メーカー、ボーイング社も、「ジャンボ・ジェット」シリーズの747の製造を、2022年をもって終了する予定です。 拡大画像 ANAのエアバスA380型機(2019年、恵 知仁撮影)。 航空機メーカーが相次いで2階建ての旅客機の生産を終了する理由。それは旅客機を注文する航空会社の要求が、超大型機で長距

    そっくりなのは合理性から!? エアバスA380にあまりにも似た幻の超大型機「MD-12」 | 乗りものニュース
  • ボーイング737「飛行中もタイヤ丸見え」の謎 カバーなしでも爆売れ半世紀 実は効果抜群? | 乗りものニュース

    ボーイング社屈指の大ベストセラーモデル「737」、この機には半世紀以上踏襲されている変わった機構があります。主脚のタイヤ部分のドアがなく、飛んでいるあいだもタイヤが丸見えなのです。なぜなのでしょうか。 前世代、同世代の旅客機はだいたい「扉付き」 タイヤを格納する引き込み脚を装備した旅客機は、レシプロ機の傑作モデルであるダグラスDC-3がデビューした第二次世界大戦前から一般化してきました。同機はプロペラ・エンジンと地上との距離を保ちやすい尾輪式の車輪レイアウトを採用し、飛行中は、主脚を前方に引き込みます。ただ、飛行中はタイヤの一部が収納庫から出っ張っているような感じで、現代の旅客機のように、きれいに格納しているわけではありませんでした。 拡大画像 AIRDOのボーイング737-700(乗りものニュース編集部撮影)。 これまでのエンジンの高性能化、空気抵抗に関する実績と研究の成果から、大気中の

    ボーイング737「飛行中もタイヤ丸見え」の謎 カバーなしでも爆売れ半世紀 実は効果抜群? | 乗りものニュース
  • ボーイング737、なぜ「タイヤむき出し」で空を飛ぶ? 離陸しても閉めるドアがない! | 乗りものニュース

    の航空会社でもよく目にするボーイング737シリーズは、尾翼や前脚も特徴的ですが、離陸後の機体を見ると主脚のドアがなく「むき出し」なのもポイント。同機の誕生背景を考えると、このほうが望ましく、効率的だったりします。 離陸したボーイング737を見上げると… JAL(日航空)やANA(全日空)をはじめ、国内各社で使われているボーイング737シリーズは、1967(昭和42)年に初飛行。50年以上の歴史があり、2018年には製造機数が1万を突破するなど、ボーイング社としてだけでなく、旅客機としてもトップの製造機数です。時代に応じて機体仕様は変更されているものの、基設計は変わりません。 拡大画像 成田空港を離陸するJALのボーイング737-800型機(2019年5月、伊藤真悟撮影)。 このボーイング737シリーズ、空港の展望デッキからは分かりづらいですが、実は胴体中央にある主脚(メインギア)の

    ボーイング737、なぜ「タイヤむき出し」で空を飛ぶ? 離陸しても閉めるドアがない! | 乗りものニュース
  • 車輪と履帯の「ハーフトラック」が消えたワケ 良いとこどりのはずがなぜハンパに?(写真10枚) | 乗りものニュース

    かつて米軍や独軍で広く使われた「ハーフトラック」という乗りものですが、いまではすっかり姿を消しています。良いとこどりというのは、やはり難しいのかもしれません。 始まりはロシア皇帝の「冬のおもちゃ」 2018年現在、日の道路舗装率は高いので、自動車を運転していても悪路の走破を気にする必要はほとんどありません。しかし、おおむね年に数回は東京でも雪が積もります。すると、とたんに立ち往生するクルマで交通は麻痺し、タイヤが悪路に弱いことを思い知ります。 ロシア最後の皇帝ニコライ2世の、パッカードを改造したハーフトラック(画像:月刊PANZER編集部)。 自動車の黎明期、まだ舗装道路もほとんど無かったころ、雪原や砂漠を走るには、タイヤの自動車ではスタックしたりスリップしたりと苦労が尽きませんでした。やがて、フランス人の自動車技師であるアドルフ・ケグレスがスリップ、スタックしないクルマということで、自

    車輪と履帯の「ハーフトラック」が消えたワケ 良いとこどりのはずがなぜハンパに?(写真10枚) | 乗りものニュース
  • 陸自の多連装ロケット砲「陳腐化」とは? ウクライナの戦線支える「現役」が廃止へ | 乗りものニュース

    ロシアによる侵攻に抵抗するウクライナで大いに活用されている兵器のひとつが、陸上自衛隊にも配備されているのですが、これがすでに退役の予定にあるといいます。なぜ不要と判断されたのか、その背景などを解説します。 ウクライナで戦果を挙げる多連装ロケット砲 ロシアによるウクライナ侵攻が開始されてから、間もなく1年が経過しようとしています。ウクライナ軍の懸命な抵抗により、ロシア軍の進撃は停滞を余儀なくされていますが、そのウクライナ軍にとって今や欠かすことのできない兵器となっているのが、アメリカやイギリスが供与している多連装ロケット砲です。 拡大画像 2019年11月、ドイツにて撮影されたアメリカ陸軍のM270 多連装ロケット砲システム(画像:アメリカ陸軍)。 アメリカからはM142「高機動ロケット砲システム(HIMARS)」、そしてイギリスからはM270「多連装ロケットシステム(MLRS)」がそれぞれ

    陸自の多連装ロケット砲「陳腐化」とは? ウクライナの戦線支える「現役」が廃止へ | 乗りものニュース
  • 発想は「走る機関銃」 これで戦場には出たくない…幻の珍兵器「モータースカウト」 | 乗りものニュース

    装甲を施し内燃機関を持つ戦闘車両すなわち「装甲車」は、ガソリンエンジン黎明期よりその発想はありました。しかし世界初の装甲車といわれるものは、現代装甲車とは似ても似つかぬものでした。19世紀末、幻の珍兵器のお話。 確かに「内燃機関を積んだ最初の装甲車」だけど… 防弾装甲で覆われた車体に大砲と機銃を装備し、履帯(いわゆるキャタピラ)でどんな悪路も進んでくるという戦車は、第1次世界大戦中の1916(大正5)年9月15日、フランス北部のソンムの戦場に登場しました。このイギリスの「マークI」戦車は、現代戦車から見ると異形ではありますが、打撃力、防御力、機動力を兼ね備えた「最初の戦車」として歴史の教科書にも載っているほど有名です。 一方、「装甲と火器を持ち内燃機関で動力化された最初の『装甲車』」が何なのかは、あまり知られていません。こちらもやはり異形です。 拡大画像 四輪自転車に機関銃を載せたような「

    発想は「走る機関銃」 これで戦場には出たくない…幻の珍兵器「モータースカウト」 | 乗りものニュース
  • 山あいの旧海軍「地下ひみつ基地」 特攻の赤とんぼ練習機 忘却の“最高機密”を甦らせた! | 乗りものニュース

    太平洋戦争の開戦前から終戦まで、日海軍の飛行訓練機であった複葉機の九三式中間練習機、通称「赤とんぼ」。この橙(だいだい)色の練習機の原寸模型の展示が、熊県の山中にある“ひみつ基地”で始まっています。 「赤とんぼ」と呼ばれた練習機の誕生 熊県南部に位置する球磨郡錦町。山に囲まれた田園地帯を進むと、突如おしゃれな建物が現れます。ここは、2021年にリニューアルオープンした町立の人吉海軍航空基地資料館、「山の中の海軍の町 にしき ひみつ基地ミュージアム」です。 この資料館展示における目玉のひとつが、旧日海軍が飛行訓練に使用した、目にも鮮やかなオレンジ色の九三式中間練習機、通称「赤とんぼ」の原寸模型。しかし、なぜこんな海から離れた場所に海軍基地の資料館と練習機があるのか。その謎を探ると、資料館の名称に「ひみつ基地」という文言が入った経緯や、機体の由来が明らかになりました。 拡大画像 「山の

    山あいの旧海軍「地下ひみつ基地」 特攻の赤とんぼ練習機 忘却の“最高機密”を甦らせた! | 乗りものニュース
  • 次世代型「見つからないレーダー」で戦い方どう変わる 新型イージス艦に搭載されるか新型「SPY-6」 その凄みを関係者に聞く〈PR〉 | 乗りものニュース

    乗りものニュース ›› 特別企画 ›› 次世代型「見つからないレーダー」で戦い方どう変わる 新型イージス艦に搭載されるか新型「SPY-6」 その凄みを関係者に聞く〈PR〉 艦艇用のレーダーを、艦種の垣根を越えて統一しようという動きがアメリカ海軍内で見られます。その要求に応えるべく、アメリカの大手防衛関連企業レイセオンは、艦艇各々のサイズや用途に沿うことのできる新レーダーを開発しました。 イージス艦から空母まで アメリカ海軍を支えるレーダー「SPY-6」 2022年現在、アメリカ海軍のイージス艦や空母、強襲揚陸艦といった戦闘艦艇は、それぞれの艦種ごとに異なる種類の対空レーダーを装備しています。しかしアメリカ海軍は近い将来、これら艦艇に搭載するレーダーを、ひとつのファミリー化されたもので置き換える予定だといいます。それが、アメリカの防衛関連企業であるレイセオン・ミサイルズ&ディフェンスが開発し

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  • 戦車のエンジンと燃費の悩ましい話 悪さはお察し、安全と実用性で紆余曲折の100年 | 乗りものニュース

    昨今のクルマに比べ戦車の燃費が圧倒的に悪いのは言うまでもありません。とはいえ決して放置されてきたわけではなく、人類の英知を振り絞って工夫してきた結果があっての現状です。その紆余曲折の歴史を振り返ります。 戦車はどのようなエンジンを積んでいるの? 昨今(2019年現在)の自動車業界を見ると、電気自動車、ハイブリット車、低燃費車と、エコを売りにしたクルマが次々と登場しており、そのように燃費を抑えて長距離走行する技術を進歩させるため、各メーカーは研究に余念がありません。現在、そしてこれからも「燃費」は、ユーザーがクルマを購入するうえで最も考慮するテーマのひとつでありつづけるでしょう。 拡大画像 演習でタンク車から燃料補給するイギリス軍の「チャレンジャー2」(左)。車体後部にドラム缶をふたつ付けている(画像:イギリス国防省)。 では、戦車の燃費はどうでしょうか。何十tもの巨体を動かすエンジンを搭載

    戦車のエンジンと燃費の悩ましい話 悪さはお察し、安全と実用性で紆余曲折の100年 | 乗りものニュース
  • ロシア軍の将軍クラス指揮官を次々狙い撃ち なぜ可能? ウクライナの戦術にNATOの影 | 乗りものニュース

    ロシア軍の上級指揮官が相次いで戦死しています。ウクライナ軍にとっては大戦果ですが、そのやり口は冷戦中にNATOが対ソ連軍用に検討していたものに酷似しているとも。いったいどのような戦術なのか解説します。 あまりにも多い上級指揮官の戦死 ロシア軍は、2022年2月24日のウクライナへの侵攻開始以降、わずか1か月ほどの交戦で、実に6名の将官を含む11名もの上級指揮官(以下稿では将官と上級佐官を含んでこう表記)を失いました。彼らの氏名と指揮していた部隊は次のとおりです(階級順)。 拡大画像 ウクライナ領内に遺棄されたロシア軍の装輪装甲車(画像:ウクライナ国防省)。 ・第8親衛諸兵科連合軍司令官アンドレイ・モルドヴィチェフ中将 ・第49諸兵科連合軍司令官ヤコフ・レザンツェフ中将 ・第41諸兵科連合軍副司令官兼第7親衛空挺師団長アンドレイ・スホベツキー少将 ・第41諸兵科連合軍参謀長兼第一副司令官ヴ

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  • 意外と負けてるF-22「ラプター」 練習機や電子戦機に敗北、それでも最強といえるワケ(写真12枚) | 乗りものニュース

    「最強」の名をほしいままにしている米空軍のステルス戦闘機F-22「ラプター」ですが、演習などでは意外と負けています。時には練習機や電子戦機にまで撃墜(判定)されているにもかかわらず、それでも最強といわれるのはなぜでしょうか。 「空の支配者」F-22「ラプター」 最強のステルス戦闘機として名高いF-22「ラプター」。かつて2016年には、北朝鮮への圧力強化のために沖縄県の嘉手納基地に12機が暫定配備され、その存在感を内外に示しました。 最強のステルスとして名高い戦闘機F-22「ラプター」(2017年、石津祐介撮影)。 そして在日米軍基地の航空祭などでは、機体展示が行われることもありますが、機体の周辺ではMPが常に監視しており、機密性の高い機体である事がうかがえます。 残念ながら日では機体の展示のみですが、アメリカ空軍には「ラプター」のデモフライトチームがあり、全米はもとよりヨーロッパやアジ

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  • 21世紀の砲兵部隊になぜ気球? その軍事利用の歴史 始まりは18世紀フランス革命戦争! | 乗りものニュース

    空を飛ぶ鳥の目線を得て、戦争は大きく変容しました。18世紀の登場以来、戦場で使われ続ける気球の歴史を振り返りつつ、陸上自衛隊でいまなお運用される気球の役割について解説します。 砲兵部隊を運用するのに必要なものは…? ロシアウクライナに侵攻して5か月目に入ろうとしています。各国によるウクライナ支援も、侵攻開始当初から内容が少しずつ変わってきており、最近ではアメリカからM777 155mm榴弾砲や高機動ロケットシステム(HIMARS)が供与されて話題になっています。また7月15日にウクライナのレズニコフ国防相が「最初のMLRSが到着した」とSNSに投稿しました。MLRSとは、陸上自衛隊も装備している多連装ロケット砲システムです。 しかしいくら大砲やロケット弾発射機の数だけ揃っても、戦力にはなりません。 拡大画像 陸自にて、観測気球の浮揚準備中。左の隊員が持っているのがラジオゾンデ体、右の隊

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  • 速い・安い・高性能! でも売れず 米戦闘機F-20「タイガーシャーク」各国が見放したワケ | 乗りものニュース

    ベストセラー戦闘機F-16を上回る性能と、軽戦闘機F-5譲りの低い取得・整備コストを併せ持ち、傑作戦闘機になり得る素質を大いに示しながら、どこの国にも採用されず消えていったF-20「タイガーシャーク」。その出自と顛末を振り返ります。 F-20の原型 F-5戦闘機って? 1980年代中頃、東西冷戦下における同盟国への援助合戦の「落し子」として、アメリカで誕生したとある高性能機が、どこの国からも採用されることなく生涯を閉じました。その名は「タイガーシャーク」。性能面でも価格面でも優れた機体だったのですが、なぜ試作に終わってしまったのでしょうか。 拡大画像 パリ航空ショーで展示されたF-20「タイガーシャーク」(画像:アメリカ空軍)。 さかのぼること70年ほど前の1950年代末、旧ソ連(現ロシア)はその同盟国に、MiG-17「フレスコ」やMiG-19「ファーマー」といった戦闘機を供給するようにな

    速い・安い・高性能! でも売れず 米戦闘機F-20「タイガーシャーク」各国が見放したワケ | 乗りものニュース
  • 伊豆急行が開業した日 放棄された国鉄計画を救ったのは「東急」 -1961.12.10 | 乗りものニュース

    61年前の1961年12月10日、伊豆半島南部へ走る伊豆急行線が開業を迎えました。 国鉄時代の「環状計画」は頓挫 拡大画像 伊豆急行を走る185系「踊り子」(画像:写真AC)。 今から61年前の1961年12月10日、静岡県の伊東駅と伊豆急下田駅をむすぶ鉄道路線、伊豆急行線が開業を迎えました。 熱海から伊豆半島の付け根の温泉地・伊東までJR伊東線が伸び、そこからさらに伊豆半島の南端へ、海岸線を走っていくのが伊豆急行線です。国鉄時代から特急「踊り子」が運行され、現在はE257系電車の「踊り子」とE261系電車の「サフィール踊り子」が東京~伊豆急下田をむすんでいます。 計画自体は明治時代からあり、大正時代に下田からさらに西海岸を回って大仁(修善寺付近)へ至る国の計画が策定されています。しかし国鉄伊東線として1938(昭和13)年に伊東までが開通したあとは、国の財政状況もあり、計画は棚上げになっ

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