米マイクロソフトでシニアエンジニアとしてクラウドサービスに携わっている牛尾剛さん。しかし、人生でずっと劣等感に悩み、大人になってからADHDと診断されたという。しかし牛尾さんは、転職によって劣等感を払拭することができ、今も自分なりのメソッドを実行することで、自己肯定感をさらにあげていると話す。そんな牛尾さんが見出したマインドセットを綴った著書『世界一流エンジニアの思考法』も話題だ。牛尾さんに「幸せを感じる働き方」を聞いた。 ──日本では若者の労働意欲が低くなっているといわれています。人口が減少し国力も低下しているなか、将来や自分に対する諦めも蔓延しているように感じます。牛尾さんにもそんな時期がありましたか? ありましたよ。というか、生まれてから僕にはずっと劣等感しかありませんでした。 僕は幼少の頃から何をやってもできない“要領の悪い”子どもだったんです。何をするにも人の3倍くらい時間がかか
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