金沢工業大学学生が自由に使える金沢工業大学の「夢考房」からはこれまでも、ソーラーカーや義手などさまざまなプロジェクトが巣立っていった(撮影/藤岡みきこ) 津田塾大学 総合政策学部総合政策学部来年4月、東京・千駄ケ谷にオープン(萱野稔人学部長)の予定。1~4年までずっと、都心のキャンパスで学べるのも売りだ(撮影/遠崎智宏) 大学が、世間と隔離された「象牙の塔」と言われたのはまさに「今は昔」。国からの補助金も削られ、若年人口も減少する中、自ら「稼ぐ」ことなしに生き残りを図れない傾向が強まっている。働く環境の悪化に苦しむ教職員。経営難の地方私大の中には「ウルトラC」の離れ業で大逆転を狙うところも出てきた。そんな大学の最新事情を12月19日号のAERAが「大学とカネ」という切り口で特集。いったいどんな対策をとれば、学生は集まってくるのか。今回は、人気ランキングでも上位に入る今注目の金沢工業大学の取