萌えアニメ、増えても暮らし楽にならず、じっと手を見る:News Weekly Access Top10(2005年5月15日-5月21日) 4月に株式市場を揺るがして話題になった「萌え市場調査」に関して、浜銀総合研究所にインタビューした記事が先週8位にランクインした。 同社の調査部の信濃伸一研究員によると、深夜帯に地方局で放映されるオタク向けアニメが増えたため、現場のクリエイターの仕事量は増しているが、彼らの収入アップには結びついていないという。 これまで地方局は、深夜には何も放映しないか、放映してもテレビショッピングくらいだったという。しかし「テレビ東京が1998年に深夜帯で放映したアニメ『TRIGUN』の成功がきっかけで、オタク向けなら採算が取れると踏んだ局が次々に参入した」。 アニメへのニーズが増えれば、業界全体が潤ってクリエイターも喜んでいるかと思いきや「売れるアニメ、売れないアニ