イタリア・ローマの中心部で、クリスマスツリーに飾られた星の裏に上る月(2015年12月22日撮影、資料写真)。(c)AFP/TIZIANA FABI 【1月10日 AFP】イタリア北部にある工場の労働者らが、昨年6月に死去した社長から数千ユーロの小切手をクリスマスに贈られ、この思いがけないクリスマスプレゼントに大喜びした。地元メディアが9日、伝えた。 プレゼントを残したのは、飲料ボトル用のスクリューキャップ(ねじぶた)や合成コルク、ラベルなどの製造企業エノプラスチック(Enoplastic)の創業者、ピエロ・マッキ(Piero Macchi)氏。亡くなる直前、ひそかに遺言書の内容を変え、イタリア・アルプスのボーディオ・ロンナーゴ(Bodio Lomnago)にある工場のスタッフに計150万ユーロ(約1億9000万円)を残した。 小切手はクリスマス直前に従業員らに手渡された。新規スタッフは2