イタリア・フィレンツェのウフィツィ美術館で、館内の改修後に報道陣に公開されたサンドロ・ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」(2016年10月17日撮影)。(c)AFP/ALBERTO PIZZOLI 【10月18日 AFP】イタリア・フィレンツェ(Florence)にあるウフィツィ美術館(Uffizi Gallery)の改修工事が完了し、ルネサンス期を代表する巨匠、サンドロ・ボッティチェリ(Sandro Botticelli)の最も著名な2作品「春[プリマヴェーラ]」と「ヴィーナスの誕生」などが17日、新たな環境で初公開された。 年間200万人が訪れるウフィツィ美術館の中で最も人気が高い第9室と第15室は、2015年7月から拡張と設備の近代化のため閉鎖されていた。 ドイツ人のアイク・シュミット(Eike Schmidt)館長によると、改修工事によって室内の全作品が天窓からの自然光に照らされ