千葉県の市川市動植物園で大きな反響を呼んでいる"流しカワウソ"。流しそうめんのような名称だが、「パイプからコツメカワウソが滑り落ちてくる」という、夏にピッタリのカワウソ用アトラクションだ。 10頭のコツメカワウソ家族が暮らしている 同園には、ムツキ(オス)とナナ(メス)という、1組の夫婦から成り立った10頭のコツメカワウソ家族がいる。彼らはたまにはケンカもするけれど、泳いだり、餌を食べたり、遊んだり、お腹いっぱいになったら寝たり……。毎日ゆったりと生活しているという。ちなみに、一番若い子は、昨年10月に誕生したコロン(オス)とマロン(メス)。 何度も改良された遊具 話題になっている"流しカワウソ"は、開園25周年をきっかけに、「コツメカワウソが楽しめるものを」と作られたカワウソたちの遊具だ。細い川で泳ぐ習性を活かしたものにすべく、数回の改良を重ね、設置されるに至った。 塩化ビニールパイプを