――6月9日に行われた、空想した少女のヌードを写実的に描いたCGが「児童ポルノ」にあたるか否かをめぐって争われているCG児童ポルノ裁判の第四回公判の詳報をお届けする。弁護団による冒頭陳述はこちらを参照。 【CG児童ポルノ裁判・第四回公判】 ※録音・録画禁止のため、取材時のメモ書きなどをもとに作成しております。一部不明確な箇所がある場合がございます。ご了承ください。 14時30分頃より、傍聴を待つ行列ができる。 前の裁判が長引いたため、10分ほど遅れて裁判官が入廷し、審議が始まる。 裁判官席に三上孝浩裁判長以下、西山志帆氏、堀内健太郎氏。前回は風邪気味でマスクをしていた西山氏だが、今回は健康そう。検察官席は中山理恵子氏、粉川知也氏に加え上司らしき1名。上司に見張られている感じの若手・粉川氏は緊張気味。 三上裁判長より、検察官が一部の証拠開示を拒否しているが、それで冒頭陳述が可能か、弁護団に確