馴染みのない中国武術の奥深き世界 我々が知っている中国武術と言えば、 少林寺拳法、酔拳、太極拳くらいでしょうか。香港映画の影響がとても大きいですね。 前回の記事「中国武術の発展とその思想について」では、中国武術の概要についてざっと解説しました。 今回は、具体的にどのような中国武術の流派があり、どのような思想と戦闘スタイルを発展させてきたかを見ていきたいと思います。 数がとても多いので、前編と後編とに分けます。 1. 査拳(さけん) 中国の回教族(イスラム教徒)伝統の拳法 査拳の始祖は回教族の査密璽(さみつじ)という人物だと言われています。 現在でも中国の回教徒(イスラム教徒)が学ぶ武術で、日本でも愛好者が多いようです。 北拳の特色である跳躍と蹴り技を多用し、変化に富む動きが特徴です。 組み手練習の対打は間合いを広く取り、両腕を大きく伸ばして手先で攻守をやり合います。蹴り技は中段蹴りを多用し
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く