vergilさんが小林よしのり「戦争論」にある呉淞上陸時のデマを指摘していましたので、少し便乗します。 vergilさんが引用している小林「戦争論」の記載がこれ。 第三師団の先鋒部隊が上海の呉淞ウースン桟橋に上陸したおりであった 桟橋近くには 日本人の婦人団体とおぼしき人々が列をなし 手に手に日の丸の小旗を振っての歓迎で 上陸する将兵たちの顔にも思わず微笑が浮かんだ そして隊列が婦人団体のすぐ近くまで来た時であった 突如小旗は捨てられ さっと身をひるがえすと 背後に隠していた数丁の機銃が 猛然と火をふいた http://vergil.hateblo.jp/entry/2016/10/30/215329 実際はどうだったか? 第3師団隷下の歩兵第6連隊第2大隊は8月23日午前6時15分に駆逐艦夕立、五月雨で呉淞埠頭に横付けしてあった日清汽船二隻に移乗後、上陸した時の状況*1。 一、戦闘前ニ於