現在マイナンバーカードの累計申請数は総務省ホームページによると97,157,317で人口に対する割合は77.2%に達しています。一方、マイナンバーカードに関連するトラブルが続出しております。 そもそもマイナンバーカードの発端となったのはマイナンバー制度です。この制度は個人情報保護法という一般法を追いかけて作られたマイナンバー法という特別法(同一の事項が一般法と特別法に規定されている場合は特別法が適用)に基づく制度であり、その趣旨は個人情報の機密性と安全性を確保することが主たるものです。ところが総務省はマイナンバー制度導入のポイントについて、次のような説明をしています。(総務省ホームページより抜粋) (国民の利便性の向上) これまで、市区町村役場、税務署、社会保険事務所など複数の機関を回って書類を入手し、提出するということがありました。マイナンバー制度の導入後は、社会保障・税関系の申請時に、