どうでもいいことなんですけど、やっと、赤西仁のライブに行くことを決めた。 赤西仁を直接目にするのはもう5年ぶりになる。 わたしのまわりには何人か脱退後も応援を続けている仁担がいたし、いままでライブに行こうと思えば行けなくはなかったとおもう。 平日行きにくいとかスタンディングかよ、とか、もろもろ言い訳しながら、どこかで避けていた、きっと。 だって、あの日、赤西仁が唐突にいなくなった。 だって、あの日、赤西仁が帰ってきた。 だって、あの日、赤西仁が、二度と戻ってこなくなった。 どれひとつとして忘れたことがない、わたしにとって、痛すぎる記憶だ。 2005年当時、わたしがすきになった亀梨和也には、赤西仁というシンメがいた。 背格好が似ているわけでもないのに、背中合わせに立つ姿がうつくしかった。 声質が似ているわけでもないのに、二人のユニゾンもハモリもうつくしかった。 二人とも自由に動いているように