首藤 一幸 Last-updated: May 12, 2012 首藤一幸: "5. 起業をめぐるバイアスと価値提供のあり方", くらしと経済の基盤としてのITを考える研究会報告書, (独)情報処理推進機構, 2012年 3月 30日 (IPAの発表) いまどき、起業についての言説はネットでいくらでも見つけられる。しかしその多くは、起業を勧めたいという方向のバイアスを帯びた立場での言説である。起業に関係する人、特に事業を興す人は、バイアスの存在と、どういったバイアスが存在するのかを知った方がいい。以下、そのために、まだあまり世で述べられていない事柄を述べたい。 もくじ 起業を勧めるバイアスを帯びた人々 受託開発という罠 貢献と報酬 個人がempowerされている時代 起業 ≠ 法人設立 ベンチャーの定義:スタートアップとスモールビジネス 事業の手段としての法人 マイナスの抑制は粛々と、むし
ピボット(方向転換)をしたことで成功する企業が数多く見られる。 ユーザ数1,400万人以上の写真共有アプリ「Instagram」は、元々HTM5でできたロケーションチェックインアプリだった。 わずか5ヶ月でユーザ数100万人を突破したコマースサイト「Fab.com」は、元々ゲイ向けの出会い系サイトだ。他にも、Youtubeは出会い系サイトから、PayPalはPDAアプリからピボットしている。 では、スタートアップはいつピボットするべきなのか? Fab.comの場合 FabのCEOであるJason Goldbergによると、ピボットする理由は3つあった。 1)改めて計算したら大きなビジネスではなかった:ゲイ向けのサイトを運営していた時は、3ヶ月で5万人のユーザーが集まった。しかし、いざ計算してみると、今のビジネスモデルのままでは年間売り上げが1,000万ドルを超えないことがわかった。Fabを
僕みたいにサラリーマンをやりつつ、片手間に個人メディアみたいなことをやっている人に、えらそうに起業だの独立だのいわれたくないかもしれませんが、大量の本を読んだ結果、起業や独立や副業を考えている人は次の5冊の本を絶対に読むべきだという結論に達しましたので、改めて紹介したいと思います。 1. 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義、ティナ・シーリグ(著)、高遠裕子(翻訳) (What I Wish I Knew When I Was 20: A Crash Course on Making Your Place in the World, Tina Seelig) 題名のとおりスタンフォード大学で大人気の起業家養成コースの本です。 ある意味で自己啓発本ですが、とても面白いです。 日本人はどういうわけか、お金というものが何か悪いものだと無意識に思っている人が多いですが、
この記事をゲスト寄稿してくれたのは、資金調達を発表したばかりの「ソーシャルランチ」を運営するシンクランチの上村康太さん。食をソーシャルにするというテーマに取り組んだ日本の先駆け的存在。上村さんは京都大学経済学部を卒業後、Google日本法人に新卒入社。2011年8月にGoogleの同期のエンジニアと2名でシンクランチ株式会社を創業し、新しい昼の文化を創る「ソーシャルランチ」を運営している。前半・後半に分けてお届けします。 はじめに はじめまして、シンクランチ株式会社代表取締役副社長の上村康太と申します。この度、Facebookを活用したランチタイムの社外交流を促進する「ソーシャルランチ」を運営する弊社は、約3,200万円の資金調達を日本ベンチャーキャピタル株式会社(京大ベンチャーファンド)、KDDI株式会社、株式会社経営共創基盤の3社を引受先に行いました。昨年8月に起業し、10月にサービス
2011年はスタートアップの年だった——そう確信できるほどに国内テクノロジー界隈のプレーヤー達の動きが活発だった。起業家をはじめ開発者や投資家、ベンチャーキャピタル(VC)、私たちのようなテクノロジー系ライターも毎週のように開催されるピッチイベントに出向き、熱のこもったデモと向き合った。 この大きな流れを作り出したのはもちろん起業家であるが、従来VCやインキュベーターと呼ばれていた支援側のプレーヤーに起こった変化を見逃すわけにはいかない。いわゆる「Y Combinator」が提供する、シード期の資金調達と短期プログラムによるスタートアップ多産の仕組みは、この潮流に大きな影響を与えただろう。 本稿ではそういった起業支援などのプログラムを提供する国内VCおよびシードアクセラレーターの視点で振り返り、2012年にも続くであろうテクノロジー系スタートアップのトレンドを探りたい。(取材協力:サムライ
2011年は、いろんなことが起きた。まず個人的な話から始めると、僕は20歳になった。故・金正日総書記と同じ誕生日だから、毎年テレビでは祝福のパレードの様子が放送されていたのだけど、それも今年で最後になった。今年は、親しい友人たちが僕の家でこっそりとパーティの準備をしてくれていた。何も知らされていない僕が、普段どおり帰宅して部屋に戻るとクラッカーが鳴るという素敵なサプライズだったのだけど、ひとつだけ完璧じゃないところがあった。玄関にはみんなの靴が、無造作に置きっぱなしだった。まるで大家族みたいに。みんならしいなぁと思わず笑ってしまったし、とにかく嬉しかった。ありがとう。みんなの優しさを感じて、彼らのためにも世界をもっと面白く、より良くしていきたいと決意した1日でした。 それが2月16日のことで、その4週間後に、東日本大震災が起きた。 『PRAY FOR JAPAN – 3.11 世界中が祈り
ぐうたらプログラマの不定期更新日記。 最近さっぱり記事を書いていませんが、近々再開予定です。サークル名に合わせてタイトル修正しましたが、まだどちらにするか悩んでいます。 皆様大変お久しぶりです。日本に帰国後、色々と忙しくしていた隠者でございます。 まぁ、ツイートをごらんになった皆様はご存知のように、昨日、常駐先での業務を完了し、同時に退職となりました。 当時、十数人の創業10年目の技術者集団に、2年以上にもわたり勧誘を受け、ぜひ一緒に仕事をしたいという言葉に誘われて、入社を決意したのが2002年末。当時は、「会社なんかいつ無くなっても仕方ない」といい続けてきた技術集団を、きちんとした会社にしなければと感じた最年長の経営にいた技術者が、「ビジョンがある」という営業出身者に代表権が移ってから10年。 結局、会社への変革はできず、技術者の稼ぎから行った投資が実らず、いつの間にか当時の技術者が一人
僕たちの勉強会は、まだ始まったばかりだ…ビシッ!! m9( ・`ω・´) はじめに 皆様、最近ちょっとずつ寒かったり暑かったりしますがお元気でしょうか? 僕は秋の花粉症でぐだぐだですが、元気です。 突然ですが 最近、「UT Startup Gym」(UT スタートアップジム)という「ウェブサービスの企画、開発」の勉強会をやっています。 ずっと知り合いの中だけでやっていたのですが。 最近、一区切りつき、もっとこの勉強会に多くの人に参加して欲しいなと思いブログを書くことにしました>< みなさんは ウェブサービスを作りたいなって思ったことありませんか? 僕はよくあります。 「なんで、〇〇みたいなサービスってないんだろーなー」とか、「もっと、こういうサービスを作ってみたいなー」とか そういうとき、自分ですぐにそのウェブサービスを作り上げることが出来たらなあと思います でも そうは言っても、なかなか
フリーランスや少人数でスタートアップした会社が頭を悩ませる共通の話題、それは財務や給与処理をはじめとしたバックオフィス関連だ。法人登記の諸手続きや労務関連と違い、これだけは毎月決まって発生してくる。開発やサービスの運営に集中したくても、この部分でのトラブルは信用に関わることが多く、ないがしろにできない。 この問題を解消しようと立ち上がったのが、2010年にスタートアップした7-bitesだ。彼らが7月25日に提供提供を開始した「Noroshi」は、シンプルだがツボをついた帳票サービス。見積りや請求書の作成、送付、担当者とのコミュニケーションから入金の管理までワンストップで提供してくれる。同様のサービスとしては、ゾーホージャパンの「Zoho」があるが、見積りや請求書だけに特化したものは珍しい。 サービスを詳しくみてみよう。まずユーザーはアカウントを作成し、会社や個人の情報を登録する。見積りを
米シリコンバレーの有力ベンチャーキャピタル、Y Combinatorが出資するスタートアップには、創業時には小さくても、後に大きく成功するものが少なくない。評価額の落差が大きいことから、外部から見ていると、そうした成功の多くが一夜にして起こったように見える。 しかし実際には、当初のプロダクト(アイデア)に市場がないことが分かって路線を変更したり、全く違うアイデアに取り組むことも少なくない。そうした路線変更を“ピボット”と呼ぶ。最近は、このピボットをどれだけ素早く、数多く行えるかが、スタートアップ成功の秘訣の1つとまで言われるようになっている。 前回の記事で紹介したオンライン・ストレージのZumoDriveは、Motorola Mobilityに買収されるまでの間に、少なくとも3度はピボットを経験している。 Y Combinatorから出資を受けたAirBnBとPicwingもまた、ピボット
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