次代を担う若者たちの人間力向上を目指す第25回産経志塾は2日目の21日、東京・大手町の大手町サンケイプラザで行われ、ジャーナリストの井上和彦氏が「日本が戦ってくれて感謝しています」をテーマに講義した。 井上氏は、アジア諸国では旧日本軍への感謝を示す記念碑や式典が今も数多くあることを紹介。「日本が欧米と戦ったおかげで独立を果たした国は多い。先の大戦は侵略戦争ではなくアジア解放のためのもの」と強調した。 しかし、こうした歴史的事実は米国の占領政策にとって都合が悪く、「戦後の歴史教育では全く教えられてこなかった」と指摘。「本当の歴史を知らずに何が語れるか。日本の政治家やメディアはしっかりと理解し、伝えなければならない」と訴えた。