干渉すると不安定に!無線LANのチャンネルとは無線LANは、利用する周波数帯をチャンネルで表現しており、現在利用されているのは、2.4GHz帯と5GHz帯と定義されている。2.4GHzと5GHz、さらに11gや11acといった規格はどのような違いがあるのか?本記事では、無線LANで利用するチャンネルに関してその詳細を解説する。 チャンネルとは 無線LANにおいてチャンネルとは、データ送受信の際に利用する周波数の幅のことを指す。データの送受信には、一組の無線LAN親機(アクセスポイント)と接続先の子機(PC、スマホなど)を利用するが、親機と子機は同じチャンネルを使用する必要がある。 現在無線LANにおいて利用されているチャンネルは、2.4GHz帯と5GHz帯に定義されている。それでは、順に見ていこう。 2.4GHz帯のチャンネル 11n/g(2.4GHz帯を利用する11n)や11gは、2.4