千葉県北西部の北総台地に広がる千葉ニュータウン。ここを東西に貫く北総鉄道北総線・京成電鉄成田空港線(成田スカイアクセス)を通勤などで利用されている方は、最近の車窓の変化に気づいているだろうか。 小室―千葉ニュータウン中央間の中間から北総線終点の印旛日本医大駅まで、線路に沿って太陽光パネルがずらりと並ぶようになった。7月から運転を開始した、大規模太陽光発電施設(メガソーラー)だ。 全長10.5kmの長大メガソーラー 事業主体は、全国でメガソーラー事業を展開しているスパークス・グリーンエナジー&テクノロジー(SGET)が管理する合同会社。千葉県が所有する北総線・成田スカイアクセス沿いの土地(約15ha)を借り、約4万7000枚のパネルを設置した。出力規模は12.8MW、年間発電量は一般家庭約4600軒分の約1万2700MWhを見込む。 このメガソーラーは、ほかにはない大きな特徴がある。線路沿い