つくるのはたのしい それは知らないことを知れるから。 取材で他者と関わることで、ごく普通に会社員として働いている僕の元にも非日常が入り込んで来ます。自分の住んでいる世界がほんの少し広がる、そんな体験を求めて取材を続けています。 取材対象は田舎の河川敷に住むホームレスのおじさん達。 車でちょっと足を伸ばすだけで行けるため、僕の生活とも地続きの場所です。 撮り貯めた写真も1000枚以上あり、見るたびに色々な記憶や気持ちを思い出させてくれます。 そこにはおじさん達の日常が写っていますが、僕にとっては非日常です。 しかし、僕はなぜ非日常と思ってしまうのか? 撮影したのは”何か”に興味を持って反応したからで、その”何か”の正体を探るために、撮り貯めた写真を見直すことにしました。 野菜マンと名付けた、野菜を育てているおじさん。 毎年10種類以上の野菜を育てて食べています。 土いじりをして野菜を食べる、