目次 崇徳院御製全(50音順) 勅撰入集歌 久安百首 御製を収録する私撰集 御製を収録する私家集 私家集収録歌 物語収録歌 近代以後の主な詞華集収録歌 資料 出観集 長秋詠藻 山家集 白峯寺縁起 校註...
『支那開化小史』と『新体支那歴史』との類似性とは 前回、田口卯吉『支那開化小史』偽版訴訟事件を紹介した。前回の記事で述べたように、田口は、明石孫太郎『新体支那歴史』を自己の『支那開化小史』の偽版として訴えた。その際、約20カ所にわたる対照表を示した。一審では、田口の作成した対照表が威力を発揮し、『新体支那歴史』は偽版とされてしまった。では、どの程度、『支那開化小史』と『新体支那歴史』とは類似していたのであろうか。甘露純規『剽窃の文学史』(森話社、2011年)266~267頁にその一例が挙げられている。孫引きしておこう。 田口『支那開化小史』――蓋し漢の高祖能く世の群雄を制したるも、其皇后呂氏を制する能はざりき。呂氏敏にして能く大事を専行せり。韓信を殺したるも呂后の専決する所なりき。彭越を殺したるも呂后の専決したる所なりき。去れば高祖常に之を憚かり其権を殺かんと欲すること久し。呂后の生む所の
2014-07-06 五島美術館での赤尾栄慶先生の講演と祈りの造形展 五島美術館で開催中の館蔵祈りの造形展に行ってきました。五島美術館での古写経を中心とした館蔵品展を訪れるのは初めてなのですが、さすが古経楼と号し東の五島西の守谷と謳われた五島慶太翁のコレクション、いやはや圧倒されました。また本日は京都国立博物館上席研究員の赤尾栄慶先生のご講演もあり、これがまた非常に勉強になるご講演でしたので、印象に残った部分を書き記しておこうと思います。合わせて、展覧会の感想もいくつか。 奈良時代の写経料紙は麻紙と考えられていたが、実際には多くは楮紙であり、さらに飛鳥時代の浄明玄論(京博蔵)も楮紙だし敦煌写経も多くは楮紙ではないか。 奈良写経については多くは麻紙ではなく楮紙だったという話は聞いたことがありましたが、浄明玄論も楮紙だったというのは初耳でした。まだe国宝や文化遺産オンラインなどでは「麻紙」とし
第1四半期よさようなら、第2四半期よこんにちは。7月ですね。 7月2日は、ガッツにあふれる東京近郊の図書館関係者は、「第2回LRGフォーラム・菅谷明子×猪谷千香クロストーク」、明治大学和泉図書館での「図書の文化史×西夏文献学講演会」の2大イベントに行ったらしいが、自分にとって、この日こそが「今でしょ」、の立川詣だった。 きちゃった☆ pic.twitter.com/BIjkGR2KYz— stkysm (@shima_mossa) 2014, 7月 2 国文学研究資料館展示室は土日祝日がお休みなので、これまで常設展示「和書のさまざま」も含めてなかなか行くきっかけがつかめなかったが、会期(平成26年6月13日(金)~7月10日(木))のうち、7月2日は休みが取れそう、となり、ついに訪問が叶ったのだった。 ガラスケース4つ分の「蔵書印の愉しみ」 国文学研究資料館展示室に入ってすぐ、常設展示「和
「八百万の神」とは800万柱の神様がいるということではなく、自然のものには全て神が宿っているので、無数の神様が存在するということを表しています。京都・嵐山にある虚空蔵法輪寺の境内には、電気・電波の祖神である電電明神を祀った「電電宮」があるということで、お参りしてきました。 法輪寺 電電宮 http://www2.ocn.ne.jp/~horinji/dendengu/index.html 最寄り駅は阪急嵐山駅。嵐山は京都を代表する観光地の1つなので、駅前広場が広く作られています。 駅周辺はこんな感じ、駅の北西に渡月橋があります。 駅から西の方を眺めると山並みが連なっていて、その麓に近い位置に法輪寺があります。この写真中、中央に写っているマンションの左側に屋根だけ見えているのが法輪寺。 駅前に案内があるとおり、法輪寺までは徒歩5分弱。 これが法輪寺の入口。向かいに「タイムズ嵐山渡月橋第2」が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く