©宗像大社オフィシャルホームページ 福岡県宗像市・玄界灘に浮かぶ「沖ノ島」は、本土から約60キロメートル地点にある無人島。現在ユネスコの世界遺産リストにも登録されているこの沖ノ島は「神様が宿る島」として地元人を中心に崇められています。約10万点もの神宝が発見され、一躍脚光を浴びることとなったのは1954年。 これだけたくさんのお宝が、なぜ現代まで発見されなかったのか?そこには沖ノ島特有の「掟」があるからなのです。 ©宗像大社オフィシャルホームページ 「田心姫神」が祀られる神領の島 沖ノ島は、同じく宗像市にある「宗像大社」の神領とされています。宗像大社は天照大神の三柱の御子神を祀る神社で、三宮(沖津宮・中津宮・辺津宮)から構成されており、それぞれに「田心姫神(たごりひめのかみ)」「湍津姫神(たぎつひめのかみ)」「市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)」という名の女神が祀られています。 沖ノ島には