新しい生活にもだいぶ慣れた。 それもそうだと思う。 もう一年も暮らしてるし。 はじめはキツイ部屋だな、と思ってたけど、 いまはむしろ、仲間というか、頼むよ、って 存在になってる。 二階の角部屋。 いわゆるアパート特有のアルミドアで、 入ったらすぐ台所。 台所からトイレとバスルームに行けて、 その奥に部屋が二つある。 四畳半と六畳の和室。 四畳半の 押し入れに段ボールを置いて ほぼ六畳で生活してる。 キャビネットとかクローゼットとか 買ってもいいんだけど、 また何があるかわからないし、 段ボールのままのほうが引っ越ししやすいし。 でも、絶対にこの部屋には長く住もうと思う。 絶対に更新しようと思う。 って、目標が小さいな俺Ａ＾＾ もういい年だし、同い年の人とかは 一人前になってるのに・・・Ａ＾＾ でもこの生活を続けてる以上、 いつまでたっても一人前にはなれないんだろうなＡ＾＾ 逃げて逃げての人

今年もよろしくお願いします。 大晦日はもう夕方くらいから親父と飲み始めたので、９時過ぎにはもうベロベロになってしまった。 このところ俺らに付き合って一緒に飲んでたお袋は今日は全く飲まなかった。 そのせいか、妹も全然飲まなかった。どんなに親父が勧めても。 この前、飲ませてイタズラしたから警戒したのかもしれない（笑。 １２時過ぎ、年が明けて早々に近場の神社に初詣。親父も俺もフラフラ。 深夜の路上で酔っ払ってデカイ声でお下劣な冗談言って妹からかって。 妹は呆れて俺のそばに来ない。お袋と腕組んでさっさと歩いて行く。 神社では焚き火が炊かれていて、ご近所の知り合いが一杯居た。 互いに挨拶しながら親父はまたガンガン飲まされてるし。 お参りには行列が出来ていて、お堂の前まで結構時間がかかった。 賽銭放り込んで、手を合わせる。 去年、ここではないけれど、妹と初詣に行った時のことを思い出した。 あの時はもう

兄妹の結婚は現代では民法によっても禁止され、社会的にもタブーとされているが、我が国では昔は必ずしもそうではなかったと云う話を書いてみよう。 なお、本稿の内容は、別稿「塞の神における兄妹相姦についての記号論的考察」と一部分重複している。

概　要 村落のはずれの路傍に祭られている塞の神（道祖神）には、(1)境界守護の神という性格と(2)夫婦和合の神という２つの異質な性格がある。この第二の性格によって、塞の神は、しばしば陽石、陰陽石、さらには男女二体の夫婦の石像によって表される。ところが、その石像の男女はしばしば兄妹婚の夫婦であるとされている。これは何故であろうか。一般にはその由来をイザナギ・イザナミ神話に求めるが、これには賛同しがたいことを示した上で、我が国を含め東南アジアの水田稲作地帯に広がる兄妹婚肯定の空気が、その背景として存在することを指摘し、さらに、我が国古代では異母兄妹婚は通例のことであり、同母兄妹婚も強い禁忌ではなかったことを見てゆく。その上で、「いもせ」という言葉が、(1)兄妹（姉弟）(2)夫婦の２つの意味を持っていることが教えるように、兄妹と夫婦とは、もともとは区分されることのない同一の概念であったが、後に