8月7日に行われた「EQAクリテリウムin熊谷」でレース中に男性が転倒、死亡した事故をめぐり、主催者のシクリズムジャポンは8日、転倒が参加者同士の接触によるものではないと発表した。 発表などによると、事故は7日午後0時半ごろ、埼玉県熊谷市今井の「熊谷スポーツ文化公園」西第2多目的広場内に設けられた特設コースで発生。死亡した20代の男性はコース直線上を走行中、単独で転倒したという。男性は救急搬送されたが、間もなく病院で死亡が確認された。 主催者側は事故対応のため、急きょこの日の大会を中止。埼玉県警熊谷署で死因や事故の経緯などを調べている。 大会には206人がエントリーし、男性が出場したレースには14人が参加していたという。なお、7日の熊谷市周辺は最高気温が34.5℃に達し、大会側ではあらかじめ、参加者に水分補給や日よけ対策などを徹底するよう呼びかけていた。
リオデジャネイロ五輪の男子個人ロードレースに出場した新城幸也(ランプレ・メリダ)はレース後の8月7日、ツール・ド・フランス第1ステージで落車した際に負傷した左親指の検査を受けた結果、指先を粉砕骨折していたことが分かった。「Teamユキヤ通信」飯島美和氏が五輪でのレースの様子とあわせてレポートします。 ◇ ◇ 脱落する選手続出 コパカバーナをスタートしていく新城幸也(写真右手前) Photo: Cor vos リオデジャネイロ五輪自転車競技のオープニング競技となった男子ロードレースは8月6日、リオデジャネイロ市南東部のリゾート海岸コパカバーナをスタート。海岸線を西へと進み、1周24.7km、途中1.3km、平均斜度9.4%最大斜度17%というグルマリを4周した後、1周25.5km、途中2.1km、平均斜度6.8%のグロータ・フンダに山岳ポイントが設けられる周回を4周。さらに2
プロレースの世界は虚像 自転車のプロの選手寿命はよくて10~15年、短ければそれこそ2、3年で終わる。普通の力だったらサラリーマン並みの年収だが、世界のトップクラスだと数億円になる。周りからはスター扱いされ、いろんなスポンサーや取り巻きが寄ってくる。 だけど、引退すれば並の力の選手もチャンピオンも、ただの人に戻る。日本からこれまでプロ選手は数えるほどしか出ていないから分からないかもしれないが、ヨーロッパには星の数ほどの選手と元選手がいる。僕の周りはそういう自転車人であふれているから、結局のところ、自分にとってプロレースの世界は虚像のようなものであり、引退後に彼らが働く世の中が実像というような感覚だ。 もちろん、この「虚像」の世界に生きている選手、あるいは元選手にも尊敬すべき人物は少なからずいて、例えばブーニョは僕が若いときにいっしょに自転車に乗っていた友人であると同時に、人間的にもすばらし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く