GoogleのJava API使用は「フェアユース」。Oracleとの裁判にひとまず勝利2016.05.30 12:40 mayumine GoogleとOracleの著作権闘争、Googleが優勢に。 Oracleは、著作権ライセンス料を支払わずにJava APIパッケージを利用してAndroidを開発しているとしてGoogleを訴えていましたが、米連邦裁判所はAPIの使用は「フェアユース」に相当すると判断しました。Googleはこの訴訟に対して、Oracleから90億ドル相当(約1兆円弱)の賠償金の支払いを求められていました。 今のところ、コーダーがソフトウェアを構築する方法の基本的な原則はこれまでと変わらずに済みそうです。Oracleが上訴して勝利しない限りは。 これまでの経緯を少しおさらいしてみましょう。 この争いはGoogleが、Javaの「API」を、Androidの初期バージ