カメキチの目 いま、書いておかなければならないと思いあわてて記事にした。 まだまだかもしれないが、長く生きてきて、私はこのごろ日本の自然の移ろいに敏感になったようだと、自己満足している。 あくまで「自己満足」。 だからどうした?ということではないが、「自分」にこだわるのもいいけれど、そこを離れて自然を感じるのも、「感じている自分」を感じて、またいいと思った。 季節は盆を過ぎた。 盆前には二四節季の「立秋」があるし、七二候の「寒蝉鳴(かんせん《ひぐらし》なく)」があった。 台所には「旧暦カレンダー」を吊りさげていますが、二四節季七二候の日はたいてい合っており、昔の人の自然を感じる感覚にはおそれいります。 ちょっと静かなときが増えたけれど、まだ蝉がないている。「シャアーシャアー…」 まるで樹から音が「降ってくる」感じ。 ことしの自分が見聞きするのは、ほとんどがクマゼミ。 これまでの中心はアブラ