広告代理店の制作部で正社員として働いていた友達(33歳)が、一瞬で全てを失った。 彼は社内に渦巻く、独特な体育会系の気風に耐えきれなくなり、退職した。 事後、「実は会社、辞めたんだよね……」と交際歴2年の彼女(28歳)に切り出したら、笑顔の一つもなしに、「そうなんだ」と返されたらしい。 簿記三級講座で知り合ってからこの日に至るまで、こんな冷たい態度を取られたことはない、男は結局ATMかよ、とも語っていた。 それから程なくして、LINEにて、『別れましょう。前から本気で考えてた。返信は不要です』と、ただそれだけのメッセージが送り届けられたとのこと。 つまるところ、一方的に婚約破棄されてしまったのだ。 「無能な男子と情弱な女子」が交際した結果の悲劇 人間商品のコンセプトが変われば、相手の気持ちも一変する 恋愛も結婚もビジネスと同様に、相互利益がなければ成立しない 雑記1・実は信頼も能力も、信用